転職して大丈夫ですか? 求人票の裏を読もう

後悔しない転職のために

今の職場に不満がある。とても働き続けることが出来ない。

誰もが考えることだと思います。そこで、転職という考えに至るわけですが、転職にもリスクがあります。

より良い待遇を求めて転職したはずが、さらに状況が悪化してしてしまう。まあ、ある話です。

ここでは、後悔しない転職のために求人募集の点から考えてみようと思います。

求人募集の理由を考えよう

転職するにあたって、方法は様々です。ハローワークに行くもよし、リクナビネクスト等転職サイトを使用するもよし。

現在では、SNSを使用して企業に直接自分を売り込む方法まであるでしょう。それら何を使用して転職するかについても重要なことだと思います。

さて、ここで一つ注意点があります。なぜその企業は募集を行っているかということです。

後悔しない転職のために、常にこの一転は頭に置いておくべきだと私は考えています。

企業が求人募集を行う理由は、大きく考えて以下の2つだと考えています。

  • 離職してしまうために人手不足である
  • 営業拡大に伴い人手不足である

まず、「離職のために人手不足」という点について考えてみます。

これは、その企業の労働条件、環境、働き方に不満があるために人が定着しないパターンです。

こういった企業は年間を通じて求人募集を行っているものです。

続いて、「営業拡大に伴い人手不足」です。

これは、企業の業績がいい、将来を見据え販売・生産拡大のため求人募集を行っているパターンです。

こちらの方が前者よりも労働条件のいい企業が多いものです。しかし、募集人数が少ないうえ、募集を行っていること自体稀なことです。

もし、転職活動を行う上で企業見学が可能であれば積極的に見学するようにしましょう。

実際に働いている人の様子・顔つきを確認しましょう。何かしら不満があれば、それなりに態度に表れるものです。

その企業が募集をかけている理由はどちらのパターンなのか見極めましょう。

もし労働条件が悪い理由であれば、何が悪いのか、それは自分が働くうえで折り合いをつけてやっていけるのか考えてみましょう。

クリエイティブクラスかマックジョブか

何を使用して転職活動を行うかも重要と記載しました。これは、近年の仕事内容の変化がかかわってきます。

現在仕事には、「クリエイティブクラス」と「マックジョブ」に二分されているといわれています。

クリエイティブクラスとは、専門性の高い新たな価値を生み出せる仕事です。誰にでも出来る仕事ではないので、必然的に好待遇の仕事になります。

一方「マックジョブ」とは、ほぼマニュアル化された仕事です。手順を踏めば、多少指導するだけで誰にでも可能な仕事です。

誰にでも出来るということは、人間の代わりがきく仕事ということ。それらは主に低賃金・肉体労働が大半になります。

私自身、転職を行ったことがあります。その時はハローワークを使用しました。

しかし、ハローワークで扱っている仕事は、大半がマックジョブになります。

仮にあなたが稀少性のある専門知識・技能を有しているとしましょう。ならば、ハローワークを使用することはお勧めしません。

転職エージェント等を使用しての転職活動を行った方がいいでしょう。

満足しつつも、後悔が残る転職

私が転職活動を行った時のことです。私はハローワークを使用して転職活動を行っていました。

どの業界であれ、人手不足が懸念されています。その時も、様々な業界が求人募集を行っていました。

しかし、その時の私は「なぜその企業が募集を行っているのか」という点を考えていませんでした。

転職した結果、満足している点もあります。一方、よく考えなかったために発生した不満もあります。

全てが自分の望んだ仕事、働き方が出来る企業はないでしょう。せめて不満はあるが、折り合いのつける企業に転職できるようにしましょう。

上記2点を忘れてはいけません。皆さんは出来る限り企業を注意深く調査し、自分に合う企業か判断するようにしましょう。

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