クラウドソーシングで副業開始 ~クラウドワークスに挑戦~

「クラウドワークス」とは

インターネットの発達によって、「クラウドソーシング」が盛んになっている世の中です。

クラウドソーシングとは、Crowd(群衆)とSourcing(業務委託)を組み合わせた造語です。企業または個人がインターネットを通じて不特定多数の人々に仕事を委託します。一般的には発注者が仕事の応募者を募り、業務者を選定・依頼します。

クラウドワークスは日本国内最大のクラウドソーシングサービスを行っている企業です。2011年に設立し、2014年には東証マザーズに上場しました。登録ユーザー数は約300万人以上、クライアント数は60万社以上が利用しています。

受注、契約、納品、報酬という工程を全てオンラインで完結することが出来ます。利用登録も無料です。主婦、在宅ワーカーだけでなく、本業を持つ会社員の副業として利用者が増えています。

1-1 どんな仕事があるの?

クラウドワークスで受注できる仕事の種類は多数あります。システムの保守・開発といった専門性の高い仕事から、アンケート調査・データ入力など初心者向けまでそろっています。他、仕事の内容や目的に応じて3種類の受注形式があります。

  • タスク形式
  • コンペ形式
  • プロジェクト形式

タスク形式は、クライアントの依頼に対し制作物を納品することで報酬を得ます。クラウドワークス上ですぐに仕事を始めることが出来ます。

コンペ形式は、クライアントの依頼に対し制作物を提出します。クライアントに採用されることで報酬を得ます。

プロジェクト形式は、仕事に応募しクライアントと条件交渉を行います。合意が取れたら契約を結びます。制作物を納品することで報酬を得ます。プロジェクト形式のみ、「固定報酬制」と「時間単価制」があります。

固定報酬制は契約前に報酬について交渉し、作業完了後に契約時の報酬が支払われます。時間単価制は報酬が1時間ごとの金額で設定されます。稼働時間に対して報酬が決定します。

1-2 他にクラウドソーシングサービスは何がある?

この場ではクラウドワークスをメインに紹介しています。しかし、クラウドソーシングサービスを展開しているサイトは他にも多くあります。代表的な例を挙げると、以下の6つになります。

  • ランサーズ
  • サグーワークス
  • シュフティ
  • ビズシーク
  • クラウド
  • ココナラ

それぞれ独自性のあるサービスを行っています。

特に「ココナラ」は「スキルシェア」と呼ばれるサービスを行っています。個人が売り手となり、自分のスキルを商品として売り出します。専門的なスキルを持っている方は、より高い報酬を望めるでしょう。ただ、初心者はクラウドワークスから始めることが無難だと思います。

クラウドワークスで副業開始

私は過去2度の転職をしています。最初は自分とその会社の仕事内容がマッチしなかったため転職しました。2度目は会社に対して何一つ不満はありませんでした。多少、休日出勤はありましたが、その分給料はきっちり支払ってくれる。基本給自体も居住地域の中ではかなり高い方です。ただ、人間関係に恵まれませんでした。

職場の先輩に理不尽な扱いを受けました。常に怒鳴りつけられ、鬱状態に。最終的に体も壊してしまい、業務遂行不可能な状態でした。転職せざるを得ない状況に追い込まれることになりました。

現在は体を労わる必要があるため、肉体的に負担の少ない仕事についています。当然、以前よりも給料はガクッと減りました。そんな状況に不安を覚え、副業について興味を抱き始めました。

クラウドワークスの存在は、雑誌で知りました。副業について紹介された雑誌です。副業初心者にお勧めとの触れ込みでしたので、利用することにしました。

2-1 小遣い稼ぎで遊興費を捻出

何のために副収入が欲しいのか。それは遊興費(浪費)に回すお金が欲しいからです。

ただ生存活動をするだけならば、本業の収入で十分です。最低限度の文化的な生活を送るためには、遊興が必要です。その遊興費が本業だけでは賄うことが出来ません。だから副業を行います。

月1万円の副収入を最初の目標として行いました。徐々に収入を増やしていきます。最終的には、投資に回せる資金も捻出するつもりでいます。

2-2 最高収入は月〇万円!

クラウドワークスで副業を始めてから今年で3年目。ここまでの最高月収はなんと1.2万円です!

言っていて悲しくなってきました…

仕事自体はどれもうまくいっています。成果物が承認されなかったことは一度もありません。では、どうしてここまで稼ぎが悪いのか。理由は明白です。タスク形式の仕事しか受注できていないことにあります。

上記の通り、タスク形式はクラウドワークス上ですぐに仕事を始めることが出来ます。初心者が実績を作るには最適の仕事になります。それだけに非常に単価が安いのが特徴です。100円に満たない仕事はザラにあります。時間単価が低い仕事をいくら行っても、稼げるはずがありません。

では、プロジェクト形式の仕事を行えばいいという話になります。それはそれで個人的にうまくいかない事情があります。情けない話ですが、私には何かに特化した能力がありません。その為、タスク形式で細々と小遣い稼ぎをするしかないのです。

クラウドワークスのメリット、デメリット

今やネットを介して、個人で仕事を行える時代になりました。その一つとしてクラウドワークスを利用しています。クラウドソーシングの難しさを痛感している次第です。

3-1 仕事はあるけど、圧倒的買い手市場

登録ユーザー数約300万人以上を誇る日本国内最大のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用しました。依頼数も多く、間違いなく初心者でも出来る仕事が見つかります。

しかし、利用するユーザーが多いだけに圧倒的に買い手市場であることは否めません。たとえ、自分がその仕事を受注しなくても代わりの人間はいくらでもいるということです。

特にタスク形式の仕事は100円に満たないものが多く見受けられます。それらはライティング、データ入力など専門性を問わない仕事に固まっています。

3-2 専門スキルのある人は稼げる、それ以外の人は…

では、クラウドワークスは稼げないサービスなのかというと、そうではありません。

プロジェクト形式の仕事は、きちんと企業からの案件があります。しかし、稼げる仕事というのはシステム開発や3DCG制作等に固まっています。つまり、専門スキルを要する仕事ということです。

専門スキルを持っている人にとっては、間違いなく稼げるサービスと言えます。副業と言わずとも、完全在宅ワーカーとして生活していくことが出来るでしょう。

ある程度稼ぎたいのならば、スキルアップのための勉強が必要です。

稼げないけど、小遣い程度ならあり

さて、稼げるようになるには専門スキルが必要と述べました。残念ながら、私にはそのような能力はありません。である以上、ライティング、データ入力の仕事を行う以外にありません。稼ぐことは出来ません。

しかし、もともとの目的が遊興費を賄うためです。小遣い程度の収入はあります。一応、目的は達成しているといえます。仕事はいくらでもあります。

自分が出来るであろう仕事を選別し、今後も利用していくことにします。

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