消防団員の減少、改善できるのか?

全国的に消防団の団員が減少傾向にあります。私が住んでいる自治体もその例に漏れません。

働き方の多様化、職場の都合からなかなか入団できない人が増えています。

何とか今の状況を改善したいものです。

中止される行事、表彰式が…

1月中旬、例年では消防団の出初式が行われています。今年に限っては、村内で新型コロナ感染者が発生したため中止です。

本来は出初式の後、団員の表彰等の式典が行われます。それも中止です。実に残念です。

というのも、今年私は式典で表彰される予定だったからです。

壇上に上がり、全団員の前で村長から表彰状を渡される。

楽しみにしていたのに本当に残念です。

結局、表彰状については消防団本部詰所に置いてあるものを個人で取りに行く形になりました。

無論、詰所に誰がいるということはありません。一人で取りに行き、受け取ったことを連絡する。これで終わりです。

しつこいようですが、誠に残念です。

その表彰状がこれになります。

昨年度、ポンプ操法大会では1番員として優秀番員に選ばれました。普段の訓練でも欠席したことはありません。訓練皆勤です。

自分で言うのもなんですが、日頃の訓練でも積極的に励んでいたことが評価されたのでしょう。

今後も自分達の地域は、自分達で守るという精神を大切にします。防災活動、火災予防に努めていきます。

減少していく消防団員

全国的に消防団員の人数が減少傾向にあります。私が住んでいる自治体もその例に漏れません。

消防庁としても、あれこれ募集のポスター等を作っているのですけどね。減少傾向はなかなか改善しません。

夜勤等、変則的な勤務時間。激務ともいえる職場。各職場の消防団活動の理解等から、なかなか参加しにくい人が増えています。

それ以前に、そもそも消防団への勧誘対象となる人がいないという面もあります。

現在所属している消防団員は、ほとんどが高卒で地元就職した人です。大学進学組は村に戻ってくることがありません。

私のように大卒Uターン就職(正確にはUターン転職)する方が珍しい。低所得の会社しかない悲しき田舎の事情です。

そんなわけで高卒地元就職組は数少ない貴重な勧誘対象です。

消防団幹部を中心に、消防団活動の今後の在り方について話し合いが常々行われています。

昔と違って人数が少ない。にもかかわらず、変わらない活動内容。それでは一人一人の負担が増えてしまいます。

必然、その負担を敬遠してしまい、余計に消防団への入団を断るケースも出てくるかもしれません。

いかに負担と感じないような消防団活動に変えていくかが肝になってきます。ひょっとしたら、ポンプ操法大会の実施を今後取りやめることもあるかもしれません。

ポンプ操法は個人的に楽しいと思ってやっていたことでもあるので、実施取りやめは回避したいところです。個人的な意見だけではどうにもなりませんけどね。

私の村では、消防団は35歳定年になっています。自治体によっては、定年というものが存在しないところもあるそうです。

ともあれ、過疎化の流れはすぐには止まりません。その時の時代に合わせた内容に変化させるしかないのでしょう。

分かってはいますが、何だか寂しいものです…

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