日本の夏は、暑すぎる!
いったい、いつから日本の夏はこうなってしまったのか?! 元酒屋が小坊のころは、もう少し涼しげなものでした。エアコン? そんなものは甘えだ! 扇風機だって、贅沢品だ!
そんなこんなで、7月は”涼”を求めてビーナスラインへツーリングに出かけました。しかしながら、残念なことに高原ですら”涼”というにはほど遠い暑さが待ち受けていました。
何てことだ! こんなの耐えられない!
ってなわけで、先月9月はもっと”涼”を求めてさらなる場所へ出かけることにしました。
雨が心配された1日でしたが、概ね晴れたようでそれなりに満足。唯一の不満も出てしまいましたが、それもまたツーリングの醍醐味といえるかもしれません。
それでは「ツーリングレポート 志賀高原編」の始まりです!
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山岳ロードの魅力を40㎞に凝縮 ”志賀草津道路” へ!
そんなこんなで、7月に続き”涼”を求めて高原へ出かけることにしました。前回は夏も本番なこともあってか、最終的に涼を感じるにはほど遠い気温となりました。天気は良かったので、最高のツーリング日和ではありましたけどね。
今回は夏の本番な暑さも過ぎ去ろうとしている9月です。ビーナスラインのほかに、長野県で最高の涼を感じることができるツーリングスポットを考えてみました。となると、答えはあそこになりますね。
長野県、群馬県の境にあるツーリングスポット”志賀草津道路”です!
まずは簡単に志賀草津道路について説明しておきましょう。ビーナスラインと同じく長野県、そして群馬県のライダーなら知っていて当然の定番スポット。「この場所を知らないライダーはモグリ、いや、ライダーエアプだ!」と言い切れるかもしれない定番スポット。
ちょっと説明が長くなるかもですが、少々お付き合いください。
山岳の絶景を楽しみたい!
そんなあなたにおすすめするのが日本随一といわれる”志賀草津道路”です。湯煙が立ち上る草津温泉から始まる約40㎞のこのルートはオープニングからダイナミックな道路の連続です。
連続するヘアピンカーブで高度を上げると、周りの景色は温泉地とは異なる別世界になります。大地のパワーがみなぎる活火山の荒々しい光景が広がっていきます。
北西に進みながらさらに標高を上げると、やがてむき出しの岩肌は針葉樹に包まれることになります。ここは標高2172m。国道最高地点の渋峠には駐車スペースがあり、下方には芳ヶ平を眺めることができます。ここでは記念に「渋峠ホテル」で「国道最高地点到達証明書」を手に入れましょう!
横手山の「のぞき」では、彼方の笠ヶ岳とこれから進むワインディングロードを一望できる期待が高まります。最高の景色です!
信州中野にかけては、下りの連続になります。走りやすい路面の好ルートなので、ついついペースを上げたくなるものです。安全第一を自覚し、優しい走りを心掛けたいところですね。
空にひときわ近く、深い青と山並み、そして雲の白さのコントラストが楽しめる志賀草津道路。何度走っても発見のある道です!
ここで注意点も言っておきましょう。
群馬県側は草津温泉へとつながっています。温泉といえば、活火山です。常に湯気が立ち上る道が続くことになります。そして、この活火山というのがクセ者です。
というのも、火山活動の状況によって通行できない可能性があるのです。実際に、元酒屋も火山活動の活発化のためバイクの通行は禁止された経験があります。この点は行く前に管理事務所に確認した方がいいかもしれませんね。
さて、この志賀草津道路は日本一標高の高い国道になります。前述の通り、最高地点到達証明書は渋峠ホテルで購入することができます。料金は100円です。
この渋峠ホテルですが、一風変わった建築となっています。
実はこのホテルは長野県と群馬県の県境をまたぐように建っています。外観からはもちろんのこと、内部でも県境にまたぐように建っていることが示されています。
こうなってくると何が起こると思いますか?
そう、税金を長野県と群馬県両方に支払うことになるのです。
といっても両方に同額を支払うわけではありません。建物の面積の比率によって税金が決まります。例えば全体を100%とします。建物の面積が群馬県側に40%、長野県側に60%とすると、その比率の通りに税金がきまります。何とも不思議な出来事があるものです。
渋峠ホテルを長野県側に進んだ先、「横手山スカイレーター」と呼ばれる動く歩道があります。そこから横手山に登るリフトがあります。
登った先には「横手山頂ヒュッテ」と呼ばれるパン屋があります。ここは日本一標高の高い場所にあるパン屋として全国的にも有名な隠れた名店です。志賀高原へ訪れたとなれば、ぜひこのパン屋さんにも立ち寄りたいものですね。
志賀草津道路のスタートは群馬県側と紹介しました。東京から訪れるライダーにとっては、長野県側からのスタートになるでしょう。
都心から志賀草津道路にアクセスする場合、上信越道の碓氷軽井沢ICから県道と国道をまたぎ、鬼押ハイウェー、万座ハイウェーを経由します。また、そのまま志賀方面にバイクを走らせれば、道なりで信州中野ICです。このあたりからスタートすることになるでしょう。
男と生まれたからには誰でも一生のうち一度は夢見る
「地上最強の男」
2つの県にまたがる形で作られている志賀草津道路。日本一標高の高い国道。まさに日本の頂点に立つ気持ちがこみあげてくることでしょう。一時的ではあってもこの瞬間だけは俺こそが地上最強の男、いや、地上最強のライダーだ!
この雄大な大自然のギャラクシーを感じる道路をぜひみなさんにも味わってもらいたいと思います。
出発の朝、はたして天気は大丈夫なのか?
ただ今の時刻は3:30。
出発の朝がやってきました。朝というよりは、まだまだ夜中といった方がいいかもしれませんね。この時期になると、さすがにこの時間帯はやや冷え込んでいるものです。
なぜ、こんな時間帯で出発するのか?
それは、志賀高原までは下道を使っていくからです。高速道路を使えば、もう少し遅い時間でもいいかもしれません。でも、そこはなるべくお金を節約したいところ。何より、普段走ることのない町を眺めながらのんびりバイク旅というのも近場ツーリングの醍醐味だと考えています。
県外まで脱出するならば、素直に高速道路を使うのですけどね。
ってなわけで、この時間帯に出発します。まずは今回のツーリングルートについて確認しましょう。
志賀草津道路は草津温泉からスタートし、信州中野にかけて道路が続いています。私が今回は知るルートは長野県側から走り、草津温泉へと抜けます。そこから国道144号を通じて再び長野県上田市へと戻ってくるルートです。
昼食は「横手山頂ヒュッテ」と「志賀高原クランペットカフェ」で食事をします。横手山頂ヒュッテは日本一標高の高い場所にあるパン屋であることは先ほど説明した通りです。クランペットカフェについては、また後ほど記載していきますので、お楽しみください。
計算上では、この時間帯に出発すれば横手山頂ヒュッテにお昼ごろに到着するはずです。その志賀高原に行くまでには道の駅が2ヶ所あります。
1つ目は「マルメロの駅 ながと」です。レストランでは黒豚トンカツが好評らしく、長門牧場から直送されるアイスクリームも絶品との噂です。
2つ目は「北信州やまのうち」。西に目を向ければ小布施の町並み、東に目を向ければ志賀の山並みが広がっています。ここでは野菜の直売所としての機能もあるそうです。
この2つの道の駅で休憩をはさみつつ、志賀高原へ向かうとしましょう。
ところで、この日は1つだけ残念がお知らせがあります。それは天気がいまいちハッキリしないことです。
向かう先は山になります。山の天気はすぐに変化するものです。事前の天気予報のチェックは必須事項といえるでしょう。もしも付近の町が雨であれば、山頂の天気は大荒れとなっていることは予想できることです。場合によってはツーリング中止もやむを得ないことです。
山の天気は要注意!
そんな志賀高原の天気ですが、どうにもこうにもよくわからないのです。私が天気予報で使っているサイトは「日本気象協会」と「ウェザーニュース」の2つです。2つとも同じ情報であれば、そこに表示される天気予報を信じるここでしょう。でも、両者とも予報内容が違う場合はどうでしょうか?
どっちを信じればいいんだ!
一番問題なのは、この2つの天気予報はとにかくコロコロ内容が変わっていくことです。そりゃ1週間先、2週間先なら予報がどんどん変わっていくこともあるでしょう。ところが今日の予報ですらとにかく変わっていくのだから困りもの。そしてどちらも違う内容ともなれば、何が何なのかわからない!
これは山の天気の話ではありません。平地の町の天気のことを言っています。その町の天気ですらコロコロ変わるのだから、天気予報というのもあてにならないものです。
これが近場のツーリングであれば「今日はもうやめよう」で終わります。でも、遠出となると話が変わります。せっかく観光地に行っても、カッパの脱ぎ着だけでも結構なストレスになります。景色以外にも、訪れるお店を十分に楽しむことも出来ません。
行くべきか、行かざるべきか… それが問題だ…
そして、元酒屋が出した結論は… 行く!
決め手となったのはウェザーニュースと「Honda internavi Pocket」というアプリです。このアプリはその名の通りバイク用のナビなのですが、天気予報機能も存在します。もっとも、予測可能なのは3時間後までの天気なのですけどね。ツーリングではこの天気予報機能は結構重宝しています。
これと日本気象協会を合わせて3者で多数決を取った結果、今日の”志賀高原は晴れる”という結論になりました。
そうと決まれば迷うことはありません。冒頭に戻ります。ただ今の時刻は3:30。ここから志賀高原まで行けば、ちょうどお昼ごろには到着するはずです。
日本一標高の高い国道にて、大自然のギャラクシーの営みを感じる日帰りツーリングへと出かけるとしましょう! それではみなさん、レッツラゴー!
”涼”を求めて、いざ出発だ!
さてまだまだ闇夜が続く中、出発しました。当面の目的地は道の駅「マルメロの駅 ながと」になります。ここで第1回目の休憩をはさみ、北信州に向かって走ることになります。
まずはいつも通りの道を行きます。その道とは国道152号。前回のビーナスラインツーリングでも通った道です。北信州に行くならば、松本市に向かうよりも国道152号の杖突街道から茅野市・諏訪市を通り、上田市に向かった方が信号停止が少なくてすみます。
時間に余裕があり、晴れ渡った空の下、展望台が開放されていれば峠の茶屋で休憩したかもしれません。今回はスルーします。第1回目の休憩はマルメロの駅についてから。志賀高原についてからのんびりと散策するためにも、何度も通っている休憩ポイントは無視します。今回は遠出ツーリングですからね。
それにしても… 寒い!
8月の夏本番が終わり、これから秋に差し掛かろうとしている季節です。9月に入ったとたん、朝方は急に冷え込んできます。今の自分の服装がメッシュ生地の夏用ライダースーツということもあるにしても、峠道を走っているとその風で体温が下がっていくことを十分感じ取れます。
今度こそ”涼”を感じるために始めたツーリングです。もうすでに”涼”を感じ取っています。いやいや、十分なほどに”涼”を感じています。
こうなってくると、ライダースーツも春・秋用の物を用意した方がいいかもしれませんね。
元酒屋はライダースーツに関しては夏用のメッシュジャケットしか持っていません。もともと冬にバイクを乗る予定はなく、シーズン中の夏だけ走ることができればいいと考えていました。寒いと感じるならば、他に何か着込めばいいと思っています。
でも、わずかな期間とはいえ春・秋シーズンも走ります。快適なバイク走行ができるように、別に用意した方がいいかもしれません。グローブの方は冬用を持っているんですけどね。
とはいうものの、冷え込むのは朝方だけ。日中はまだまだ夏の暑さが残っているようで、メッシュジャケットで快適な走りができます。ここが実際に買うかどうかの悩みどころです。悲しき日本の中間地点「長野県」の気象環境の厄介なポイントですね。
朝・夜は冷え込むけど、昼間は他と同じように暑くなる。
秋ごろの長野県は服装に困る時期でもあります。でもまあ、そんなところも含めて、他の都道府県よりも住み心地のいい場所だと感じています。
「マルメロの駅 ながと」で簡単な朝食を食べよう!
そんなこんなで杖突街道をぬけて、茅野市・諏訪市を走り抜けてきました。国道152号線、途中でビーナスラインに入る分かれ道がありますが、当然の如くそこはスルーします。国道152号の中でも”大門街道”と呼ばれる道をひたすら走りぬきます。
道中はこれといったお店はありません。山に囲まれた農村地帯をひたすら走り抜けるイメージです。
やはり時間帯が早いせいでしょう。誰もいません。大型トラックが行きかうだけです。夜間から朝方にかけては運送屋のゴールデンタイムとも言うべき時間かもしれません。朝一に取引先の業者に荷物を届けるために夜通しで走っているのでしょう。本当にお疲れ様です。
そんなことを言っている元酒屋ですが、そろそろ小腹がすいてきたころ。朝は何も食べることなく出発したので、ちょっとばかしお腹に物を入れたい気分。
第1休憩所として設定している道の駅では、ローソンが隣接されていたはずです。そこでおにぎりでも買って、簡単な朝食としましょう。もう少しの辛抱です。農村地帯を抜けて長門町に入れば、国道沿いに市役所が見えてきます。そのあとすぐに道の駅があるはずです。
ほら、そんなことを言っているうちに、見えてきました!
ただ今の時刻は6:00。第1回目の休憩所である「マルメロの駅 ながと」に到着しました。
当然のことではありますが、この時間帯はお店は営業していません。隣接するローソンが営業しているだけです。駐車場は大型トラックの運ちゃんが休憩していること以外は、ワゴン車が停まっているだけですね。おそらくですが、ワゴン車の人達は車中泊の人達なのでしょう。
実を言うと、元酒屋はこの道の駅は何度か訪れたことがあるものの、実際にお店に入ったことはありません。全てツーリング先へ向かう途中の早朝に休憩として立ち寄っただけです。営業時間中に施設を見学したことはなく、そうでなくてもこの道の駅を散策したこともありません。
せっかくの機会ですので、この道の駅に何があるのかちょっとだけ確かめてみましょう。
正面入り口にあった、道の駅の案内図を見てみます。
どうやらこの道の駅はいろんな施設が設置された複合施設のようですね。農産物の直売所やお菓子屋、食事処など、おおよそ道の駅らしいものがそろっています。
完全に主観ですが、この道の駅の最大の特徴は隣接する温泉施設になるでしょう。その名も「長門温泉 やすらぎの湯」。日帰り入浴はもちろんのこと、宴会も出来るようです。ただ、今はコロナの影響で宴会予約はできないそうですね。
この施設の温泉を簡単に説明します。
道の駅「マルメロの駅ながと」に隣接し、旧中山道長久保宿や美ヶ原など豊かな自然と歴史に囲まれ、四季折々の風情が楽しめる露天風呂や源泉掛け流し「羽釜風呂」など湯量も豊富にあります。泉質は「ナトリウム硫酸塩温泉」という稀に見る療養泉です。
固有の適応症は、きりきず、皮膚乾燥症、抹消循環障害、冷え性とされています。別名「芒硝泉(ぼうしょうせん)」といい、肌に優しくうるおい効果があり化粧水のような湯として「日本三大美人泉質」の一つになっているそうです。
とにかく、湯治にはけっこうピッタリの温泉のようですね。
どうでもいいことかもしれませんが、不思議なのは”日本三大〇〇”とか呼ばれるようなものは誰が作ったのかということです。何かそういうアンケートでもあるのでしょうかね? それあなたの感想ですよね案件のような気がしてなりません。
それはさておき、道の駅の案内図を見たことですし、実際に周囲の建物を見学してみましょう!
ここは「おみやげ所 菜の花館」。
その名の通り、どうやらここはおみやげ屋のようですね。気になるのは「馬鹿バーガー」という文言です。”うましかバーガー”と読むのか、”ばかバーガー”と読むのか悩みどころです。
信州でとれたジビエ肉を使ったハンバーガーだということは理解できます。ジビエの料理はけっこう好きな方です。ここは要チェックのお店ですね。帰りがけに営業していたらもう一度立ち寄ってみるのもいいかもしれません。どのみち、この馬鹿バーガーは一度は食べる価値があると思います。
ここは「やすらぎの湯 足湯」です。
隣接する「長門温泉 やすらぎの湯」のほかに、足湯の施設もありました。
当然の如く、この時間は営業していません。コッソリと足を突っ込んでみようにも、フタのようなもので閉鎖されています。あとどうやらこの足湯の施設は有料のようですね。
個人的には足湯は苦手です。
苦手というよりも、めんどくさいの感情が正しいかもしれません。まずバイクブーツを脱ぐのが面倒です。いい感じにセットしたブーツの紐をほどいて靴下まで脱ぐ必要があります。
そして、足湯に使った後にタオルで足を吹く必要がありますね。そのタオルは使い終わったら当然の如く濡れています。濡れたタオルを熱気あふれるバイクケースの中に入れておきたくないという感情があるのです。
車でのドライビングであれば、足湯もぜひ浸かりたいところです。その後は車の中でキューっとして足が乾くまでお昼寝タイムをしていればいいだけですからね。バイクツーリングの時は、足湯は遠慮したいところです。
何にせよ、これに関してはまたの機会ということでとっておきましょう。
ここは「お食事処 かりん亭」です。
美味しそうなお店を発見しましたよ。実際のメニューまでは確認していませんが、こういう所は美味しいトンカツ定食を食べることができると相場が決まっています。他にも、美味しいソバとか和食系の食事を楽しむことができるはずです。
興味はありますが、やはり今回も立ち寄ることはなく通り過ぎます。
本当に興味はあるのです。でも、残念ながらこの元酒屋はボンビーサラリーマンでもあります。限られた予算の中で、全てのお店の”食”を楽しむことはできません。遺憾ながら、営業時間中にこの道の駅を訪れたとしても、ひょっとしたら入店することはないかもしれません。
このお店は何も悪くありません。悪いのは全て元酒屋のボンビーな財布事情にあるのです!
EV車(電気自動車)の充電設備がありました。最近の環境問題への意識変化によって、EV車が注目されています。「将来的にガソリン車の新車販売は禁止」という感じに規制を加える国もありますね。ホンダは2040年までに新車販売を全てEV、または燃料電池車に切り替えると発表しています。
個人的にはEV車への完全切り替えは非常に困ります。普段の車の使い方が長距離移動であり、頻繁に充電する必要がでてくるEV車は自分の生活環境に合わない車です。
ホンダは車もバイクも好きです。でもガソリン車の新車販売を完全に停止したとなれば、次に新車購入する時はトヨタ車へ変更するでしょう。
この道の駅にある観光案内所です。
どうやら長門町全体の観光情報について発信しているようですね。しつこいようですが、ただ今の時間は6:30ごろです。当然の如く、閉まっています。また、開いている時があれば立ち寄ってみようと思います。
この道の駅の農作物の直売所です。マルシェ黒耀生産者組合員が丹精込めて栽培した新鮮な野菜がならびます。
農作物の直売所だけでなく、ちょっとしたスーパーの役割も担っているお店です。暮らしの食品、冷蔵・冷凍品、惣菜、お弁当、加工品、保存食品、焼き菓子、パンなど、「日常の食」を販売しているようです。
また店内には「黒曜カフェ」なるものがあります。
「毎日食べたい+お財布にやさしい」作りたての味をコンセプトに、そば・カレー・丼物など、いろんな料理を提供しているそうです。そのメニューは「売り場にある食材」を使っているそうで、日々の家庭料理の献立の参考にできると思います。
長門町全体の地図ですね。
主だった観光地が記載されています。この地図によると、現在いる道の駅は町の東側の端っこの方です。そこから西に向かうにつれていろんな観光地が広がっています。
こちらについても、また機会があればのんびりと走り回りたいと思います。
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さてはて、ローソンにも立ち寄り、軽く朝食を食べました。道の駅の散策もすんで、ジックリと休憩を取ることができました。そろそろ出発するとしましょう。
ここからもしばらく国道152号を北上していきます。たどり着いた先には上田市があります。そこで国道18号と合流します。国道18号を延々と北へ進み、長野市、中野市へ行けば志賀草津道路へとつながっています。
もうひとがんばりでで今回のメインロードが待っています。
さらばマルメロの駅 ながとよ。もしも機会があったら、営業時間中に訪れるので待っていてください。その時は馬鹿バーガーを美味しく食べさせてください。なんちゃって孤独のグルメで発信しようと思います。
それでは、今度こそ志賀高原に向かって出発しましょう!
志賀草津道路の入り口に到着! ここで少し、体力回復をしよう!
道の駅「マルメロの駅 ながと」を出発してから数時間が経過しています。その間、ひたすら国道152号をぬけて上田市にたどり着きました。そこから国道18号をひたすら北上していきます。
ここから先は、町中を進むもののほぼ1直線です。途中の分岐には目もくれず、ひたすら国道18号を突き進みます。
この後志賀高原へ向かうには、上田市から長野市へ、そして小布施町、中野市を経て最後に山ノ内町へとたどり着きます。ここまで全て国道18号を進むことになります。
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さて、事件は長野市を進んでいる時に起こりました。
町中を走っている最中に偶然見つけたのですが、何と長野県に今話題のあの組織の建物があるではありませんか! し…知らなかった… まさか長野県に今話題のあの組織が侵食していたなんて!?
てっきり、長野県のあれこれは善光寺の一強だと思っていました。
後で調べてみたことですが、例のあの組織は長野市のほかに松本市、飯田市にも組織のあれこれがあるそうです。長野県三大都市圏をカバーしていますね。何とも見事に侵食しているものです。
え? 何の組織の建物かって? フフフ… わかっているくせに… それとも本当にわからないのかな? しょうがないね。それじゃあ何の組織の建物か教えてあげましょう。
それは… 世界へい… おっと誰か尋ねてきたようだ…
さっきの訪問者は一体何だったのだろうか…?
それはさておき、気を取り直していきましょう。国道18号を走り長野市、小布施町、中野市へと入ります。ここから志賀草津道路の入り口である道の駅「北信州やまのうち」へ向かうには2つのパターンがあります。
1つは中野市内を走り、志賀草津道路へと向かうパターン。もう1つは中野市にはいるとすぐに有料道路である「志賀中野道路」を抜けることです。今回は少し時間が押していたので、素直に有料道路を使うことにしました。ここを通れば、すぐに志賀草津道路である国道292号へたどり着きます。交通料金はバイクで100円でした。ETC用の入り口はなく、現金払いだけなので注意が必要です。
今回は少々時間も押しているので、有料道路を使うことにします。小布施町からは国道沿いに看板表示がされているので、特に迷うことなくたどり着くことができます。
さて、そんな志賀中野道路をぬけて国道292号をはしります。ここまでくれば、志賀高原までもう少しです。そして志賀草津道路の入り口(出口)にある道の駅「北信州やまのうち」が見えてきました!
道の駅「北信州やまのうち」に到着しました。
最初に休憩した「マルメロの駅 ながと」に比べれば、小規模の道の駅です。ここでは売店や食堂もありますが、見たところ農産物の直売所がメインのようです。写真の真後ろにあるのはオープンテラスです。ここから志賀高原の雄大な自然のギャラクシーを眺めることができます。
建物内には5つの施設があります。売店、食堂、情報コーナー、農産物直売所、よってかっしゃい屋(売店)です。食品関係はどれも地元産の野菜や果物を使っているそうです。
どうやらネットショップも行っているそうです。扱っているのは”そば”と”サバタケ”というタケノコとサバの水煮を使った味噌汁のレトルトパウチ。どれも美味しそうですね。今回は別に昼食を取る予定なので、ここでは何も食べません。ちょうどいい感じの時間ですしね。
この場ではジュース休憩と、お花を摘むだけとしておきます。でも、せっかく来たので、少しは何があるのか散策してみます。
売店では北信州のおみやげを販売しています。伝統工芸品や地元産にこだわったお菓子、ジャム、地酒など地元の特産品が勢揃いです。お菓子めいたものが多いですね。うちのオトン・オカンは、お菓子のおみやげはいらない派です。ここでのおみやげ調達はしませんでした。
日本酒もいいものなのですが、軽く見たところ冷蔵販売しているものがメインでした。帰りがけならばともかく、これから気温も上がってくるなかで走り回ることになります。品質の変化を考慮して、日本酒の購入もここではやめておきましょう。おつまみと一緒に「キューッ!」としたい気分でもありましたけどね。
写真奥側には食堂があります。
メインとなるのはやはりソバですね。地粉を使用した自家製麺を食べることができます。窓からは北信州が誇る大自然の山々が見えます。ここで食事をしながら大自然のギャラクシーを感じるのもいいかもしれません。
EV車用の充電設備がありました。24時間いつでも使用可能だそうです。ただし、1回の使用で30分までという制限はあります。ここは自分の都合だけでなく、他のEV車ユーザーのことも考えて使いましょう。
もっとも、元酒屋にはほぼ関係のないこと。
世界的な潮流はガソリン車販売停止の方向性ですが、それでも元酒屋は最後までガソリン車を使います。なぜならば、現状日本でのEV車は長距離移動には向いていないと考えているからです。普段使いが長距離移動である身としては、安易に切り替えることができません。
この辺りは、自動車販売業界の様子を見て、ギリギリまでガソリン車にがんばってもらいましょう。
山ノ内町の観光マップがありました。
各地に点在する温泉地が赤〇、青〇でくくられ、わかりやすい表示になっています。この地図によると、現在元酒屋がいる道の駅は、山ノ内町の北東部分にあたりますね。ここからやや南東に進む形で志賀草津道路が進んでいきます。
大きく取り扱われているのは「湯田中渋温泉郷」ですね。その隣にサルの写真で「地獄谷温泉」が案内されています。バイクシーズンも終了した冬の時期、雪が積もる中でサルが温泉に浸かっている姿を見学するのも一興かもしれません。温泉入りたさに、そのまま草津温泉へと向かってしまうかも…
こうしてみると、ほとんど素通りしていましたが国道沿いにいろんな温泉地がありますね。全部回ることができれば理想的ですが、残念ながらそれを行うには元酒屋はあまりにボンビーボーイ。でも、いつかはと期待してしまう自分もいます。
ふと気づいたいのですが、道の駅の隣に野菜かハチミツかの直売所がありました。
何なのでしょうね。営業中の旗はありますが、遠くから見た感じ人がいる様子はありません。直売所でしたら道の駅の中にもあります。そこと何が違うのでしょうか。ちょっと気になりますね。
近くまで行きたいところですが、他にお客さんはいない様子です。誰もいないところに1人だけ入る。何も買わずに出ていくのは何だか悪い気がします。今回は遠慮するとします。
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ジュースでのどを潤し、お花も摘み終わりました。そろそろ出発するとしましょう。
ここからは本日のメインイベントである志賀草津道路が始まります。山岳ロードの魅力を40kmに凝縮した道です。長野県ではビーナスラインに並ぶバイカー達の定番スポット。お腹もそれなりにすいてきました。
大自然のギャラクシーを感じる目的地へ、さっそく行きましょう!
本日のメインイベント会場”国道最高地点”に到達!
「北信州やまのうち」を出発しました! ここから先は、今回のツーリング先であった志賀草津道路に突入します!
今日の朝の時点での天気予報は雨が降るか微妙な感じでした。幸いにして、雨は降ることなく晴れています。ただし、残念ながら”晴れ渡っている”とは言い切れません。本来ならば、左右に北信州が誇る雄大な山々のギャラクシーを眺めることができるのでしょう。
天気は自分にコントロールできることではありません。こればかりは運しだい。仕方がありませんね。
それはさておき、志賀草津道路ですが本当に気分よく走ることができます。長野県側から最高地点に上るには、ほとんど曲がりくねった低速コーナーはありません。時速60kmぐらいのそこそこのスピードで曲がれる高速コーナーがメインです。
どうやらこの日はほとんど山へ向かう人たちはいないようです。「ヒャッホーイッ!」と誰からも煽り運転を受けることなく、マッタリ運転で気分よくライディングを楽しむことができました。
気温の関係ですが、早朝出発した時はメッシュジャケットでは寒気を感じる9月中旬の季節。お昼ごろになれば特に寒さも感じることなく、ちょうどいい感じの体感温度です。メッシュグローブも余分な体温を発散してくれます。
これから向かう先は「横手山頂ヒュッテ」。
日本一標高の高い場所にあるパン屋として全国的にもおそらく有名であろうお店です。ここに行くためには、まずは「横手山ドライブイン」なる施設に向かいます。食事、おみやげ屋、トイレ休憩などができる雲上の休憩所です。
この隣には動く歩道「スカイレーター」と、山頂まで行くリフト「スカイリフト」があります。
このスカイレーターとスカイリフトで横手山山頂まで登ります。もちろん、リフトを使わなくても徒歩で山頂まで行くこともできます。ただ、それをするとなかなかに体力と時間を消費してしまいます。独身アラサーコドオジサラリーマンの元酒屋にはちょっとした重労働です。
ここは時間を買うということで、当初の予定通りリフトで横手山山頂まで向かうとしましょう。
そんなことを考え、気持ちよく大自然のギャラクシーを感じる国道を走っています。すると、見えてきました! 横手山ドライブインがありました!
曇り空の中、横手山へたどり着きました!
道の駅「北信州やまのうち」を出発してから数十分が経過しました。
先ほどもお話ししましたが、雲一つない晴れ渡った青空が見えていれば、山頂に登るにつれてさらなる雄大な大自然のギャラクシーを感じることができたのでしょう。しかし残念ながら、山頂付近は雲に覆われています。雨が降るよりはましですが、何だか薄暗く感じます。
雨よりはまし… そう、雨が降るよりはまし…
何とか自分を無理矢理納得させます。それでも、やっぱり澄み渡った青空の下で最高のテンションで走りたい! このバイカー魂が元酒屋の熱い心を奮い立てます! 何か日頃の行いが悪かったというのでしょうか?
「天は… 天は元酒屋を見放した…」
なーんてことを言うつもりはありませんよ。本当に見放されているのなら、今日は山に到着したとたんに大雨になっているはずです。日頃の行いが悪いながらも、その中には多少なりとも良い行いが混ざっていたようですね。むしろこれは良い方向に考えるとしましょう。「今、自分は雲の上に立っている」と!
ここは標高2100m。上信越国立公園志賀高原にある休憩所”横手山ドライブイン”です。
ついに到着しました! 写真が薄暗いのはご愛嬌。本当にこの時の山頂付近は雲に覆われて、長野県が誇る北信州の山々が見えない状態でした。そんな状態で撮影した自撮り写真。なんか上手に撮ることができませんね。自撮り棒ももう少し長めの物を用意した方がいいかもしれません。
さて、横手山のリフトで山頂に登る前に、このドライブインの周辺を散策してみましょう。
”信州のサンセットポイント100選”に選ばれているらしい横手山からの眺めです。
雲が… 雲さえなければ志賀高原の雄大な大自然のギャラクシーを感じる山々を見ることができるのに! しつこいようですが、この時間帯の天気は雲に覆われています。
このサンセットポイント100選というものが信州で企画されていたことを初めて知りました。
調べてみると、1999年に長野県内の夕燒けの美しい場所を観光資源として活用するため、長野県商工部が主催した企画らしいです。各市町村が推薦した候補地を元県立歴史館長や画家の原田泰治氏らがつくる委員会が選定します。選定基準は”観光客が容易に行くことができる”などがあるらしいです。
ただ、この企画ですが、現時点で何か公式サイトのようなものがあるわけではありません。何度もGoogle先生やYahoo先生、はたまたgoo先生にも聞いてみましたが、断片的な情報しかありませんでした。最終的には、観光客たちによるレビューによって情報を得るしかなさそうです。
今後のツーリングプランニングに役立てるかと思いましたが、残念です。
この横手山ドライブインのメイン施設です。
日本一標高の高い国道292号線沿いの標高約2100mにあるドライブイン。晴れた日の展望レストランから見える景色はまさに絶景らしいです。建物1階はおみやげ屋、トイレがあります。観光に来たのでしょう。自動車がチラホラ駐車しています。
展望レストランで大自然を眺めながらの食事。非常に魅力的で、ついついそちらに行ってしまいそうになります。でも、ここはガマン、ガマン。今日の昼食は、横手山の山頂のお店で食べると決めています。とりあえずはおみやげ屋だけでものぞいてみましょう。
写真はないですけれど、おみやげ屋をのぞいてみました。メインはソバと漬物などですね。やはり、ソバといったら長野県。長野県といったら信州ソバ。おそらく、全国的にも信州ソバは高い評価を得ているのではないかと予想します。信州ソバといっても、いろいろ種類があるので、一概には言えない部分もありますけどね。
この場でのおみやげ購入は控えておきます。帰りに草津温泉へと向かうので、そこでおみやげを調達することにします。
ここは”2307スカイカフェ”という喫茶店です。
横手山ドライブインの駐車場の奥の方へ併設されています。外にはベンチも設置され、そこで注文した飲食物を食べたり、飲んだりできるようです。
う~む… 食べてみたい!
でも、この元酒屋はお金が潤沢にあるわけではありません。独身アラサーコドオジのボンビーサラリーマンです。誠に遺憾ながら、ここでの飲食もガマンすることにします。
ガマン、がまん、我慢…
ガマンばかりの毎日です。この齢になってくると、さすがに勤務先での今後の給料水準や昇進関係も見えてきます。その結果、正直なところコドオジを脱出して1人暮らしなどとても無理という結論に達しました。いや、無理矢理できないこともありません。ただ、それは”生活”ではなく、単なる”生存”を続けるだけの毎日です。
「そんな会社から脱出して、転職しろ!」って?
おっしゃる通りなのですが、そこはいろいろと個人的な事情があるのです。こうして平気でツーリングをしている元酒屋ですが、かつての職場の関係でいろいろ病んでいた時期がありました。精神、肉体共に、いろいろとアレなことになっていた時期がありました。現在の勤務先のレベルでなければ、働くことができない身となっています。
なので、現在は少しでも実入りを増やし、高配当株投資で現金を入手できるように副業に手を染めています。自分でも可能な副業を行っているので、ちょっとしたおやつ代程度にしかなっていません。それでも、他に収入がないだけましでしょう。
おっと、最後は完全に愚痴になってしまいましたね。
そろそろ横手山の山頂に向かうとしましょう。ここから先は、リフトに乗って山頂へ向かいます。リフト乗り場は横手山ドライブインから国道を挟んで向かい側です。早速行きましょう!
横手山頂で最高のランチタイム!
さあ、いよいよ本日のメインディッシュである横手山頂ヒュッテへ向かいます!
今更ですが、志賀高原へ来るのはこれが2度目ですね。前回もリフトに乗って横手山の山頂まで行きました。その時もコロナ禍でしたが、今日来た時よりもかなりの人々で混雑していました。
親子連れの方々が多かった記憶があります。
”自粛疲れ”というものなのでしょう。子どもがゴールデンウィークや、夏休みなど長期休業にもかかわらずほとんど外に出ることを控えていた日々。ならば、せめて人との接触の少ないであろう屋外での活動に活路を見出したのでしょう。たくさんの家族が外でお弁当などを楽しんでいました。
死にたくなる…
せっかく気分がハイになっていたのに、急にダウンになってしまいました。同級生たちはあらかた結婚ブームが過ぎ去り、ベビーブームが到来しています。いや、そのベビーブームすらそろそろ終焉へと向かいつつあります。しまいには後輩たちもベビーブームの真っただ中にあります。
顔を合わせた時の同級生、後輩たちは何というか”大人の男”って雰囲気が漂っていますね。方やこちらは彼女いない歴=年齢の独身アラサーコドオジボンビーサラリーマン。
死にたくなる…
いったいどうして、俺はこうなってしまったんだ… orz
いかん、いかん! せっかくのツーリングでどんよりした気分になってしまう! さっさと山頂まで行き、嫌なことを吹き飛ばさなければ!
決して、つらい現実から目を背けているわけではない! そう、これは逃げているわけではないんだ!
ここはドライブインから国道の向かい側にある動く歩道「スカイレーター」です。このスカイレーターから山頂に向かうリフトに乗ります。
登り口付近に小さな建物がありますね。そこが受付になります。ここでリフト券を購入することになります。料金は横手山頂の往復券で大人1800円、子ども1500円です。
この動く歩道ですが、登りと下りの一方通行になります。
つまり、一定時間歩道の登り動作を続けある程度の登り客をさばきます。その後、下り動作を続けある程度の下り客をさばく。こうしてそれぞれ交互に動作させるように運営しています。
前回着た時はそうなっていました。現在はコロナ対策のため、完全に上り動作だけの運営になっていました。ここから登り、帰るときは山頂から渋峠ホテル方面へ向かうリフトがあります。そちらに乗って山頂から下山することになります。利用客が固まることを避けるための処置なのだろうと思います。
ご覧の通り、今は利用客は誰もいません。天気の関係やこの日が土曜日だったことも関係しているかもしれません。これならば、山頂も特に密になることはないでしょう。安心して散策することができそうです。それでは、料金を払ってスカイレーターに乗るとしましょう!
さあ、スカイリフト乗り場までたどり着きました!
ここからは動くベンチこと、リフトに乗って約10分間の空の旅。横手山の山頂を目指します。その迫力ある映像をぜひとも皆さんにお見せしたいと思います! 信州が誇る雄大な山々から感じ取れる大自然のギャラクシーが感じ取れるド迫力な映像です!
…っといきたいところですが、ここで少々残念なお知らせがあります。
何と、この時デジカメの調子がおかしくなってしまったのです! さっきまで動いていたのに、何故だ! さあ、これから最高の映像を届けようとしているのに、肝心な時に使い物にならなくなってしまった!
なので、すいまんが皆さんに超ド迫力なリフトからの映像を提供することはできません。本当にごめんなさい。でも、本当にリフトから見事な景色を眺めることができます。
登りリフトは当然のことながら山頂に向かっているため、ちょっと景色を見ることはできません。ですが、下りリフトになると、きれいな山々を眺めながら傾斜の急なリフトを降りていくので、ちょっとしたジェットコースター気分も味わうことができます。
何にせよ、そろそろリフトに乗って山頂に向かうとしましょう!
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山頂のリフト乗り場までたどり着きました。ここから出れば、すぐに横手山頂ヒュッテにたどり着きます。でも、その前に、もう少しだけお腹に物を入れておきましょう。
向かう先は「山頂駅クランペットカフェ」。この山頂リフト乗り場構内の2307満天ビューテラスに併設されている日本初のクランペット専門店になります。
”クランペット”というのもなかなか聞きなれない食べ物だと思います。
簡単に言うなら、主にイングランドで食されている小麦粉と酵母で作る軽食パンのことです。無数に空いた穴にトッピングのソースやバターがしみ込んで、実にジューシーな食感を味わうことができるそうです。
これがマズかろうはずがない!
そしてこのお店には「プライベートテラス」なるものが存在します。要するに、テラスで飲食を行うことになります。ただ”プライベート”と銘打っています。そこは何人ものグループで利用するのでなく、1~2人で利用する個室タイプ(?)のテラス席です。ここでは絶景独占。天気がよければ富士山も槍ヶ岳も見えるそうです。
もっとも、今は残念なことに曇り空。あまり遠くの景色を見ることはできません。
でもまあ、それをあれこれ言っても仕方がありません。とにかく、初来店となるクランペットカフェで昼食としましょう。
リフト乗り場の2階にある”山頂駅クランペットカフェ”にやってきました。とってもオシャレな内装で人々を迎えてくれます。
写真にある通り、お昼時であるものの、誰もいませんね。お店にとってはありがたくないかもしれませんが、個人的にはありがたいことです。密集・密室・密閉の3密空間になることなく、食事を楽しむことができます。誰もいないだけに、1人でゆっくりとした時間を楽しむことができます。
さて、入り口付近にあるメニューを確認してみましょう。
やはり店名にある通り、”クランペット”なるものがメインに据えているお店のようですね。これは食べなければ損かもしれない。でも、どうでしょう。今日は6:30ぐらいに休憩場所のマルメロの駅ながとで少しだけおにぎりを食べた程度。それ以外は何も口にしていません。
とどのつまり、けっこう腹を空かせています。
メニュー表の写真を見る限りだと、クランペットはガッツリ食べる系の食事ではないように思えます。ちょっとした休憩中に食べる軽食のような印象です。今の元酒屋には、少々物足りなさを感じてしまいます。複数注文するには予算もありませんしね。
何か、ガッツリ系の食事はないものか…?
おやおや。よく見ると食べる系のメニューにカレーライスがあるじゃないですか! カレーといったら、スキー場などでもよくある山岳観光地の鉄板メニューですね。しかも、これはただのカレーライスではありません。「”スペシャル”カレーライス」です。
これは実に期待できそうです。ここでの食事は君に決めました。プライベートテラスで大空の下、カレーライスで腹ごしらえとしましょう。カレーを食べる俺、まさに肉食系男子!
色彩溢れるカレーライスが届きました! いや、これはただのカレーライスではありません。「”スペシャル”カレーライス」でしたね。それから飲み物は「キャラメルマキアート」を注文しました!
まずはカレーについて見てみましょう!
ライスはただのお米ではありません。”五穀米”なるものを使用しているライスになります。
五穀米とは一般的に米、麦、キビ、アワ、豆の5種類の雑穀が入っている米のことを指します。似たようなもので雑穀米なんてものもあります。こちらは玄米やアワ、キビ、もち麦などを白米に混ぜ込んだもののことをいいます。
雑穀の種類が増えると、十穀米や十六穀米などと呼ばれていきます。しかし、雑穀の種類は商品によって異なる場合があります。たとえば、押し麦、アマランサ、チアシード、キヌアなどが五穀として入っていることもあります。気になる人は原材料を確認しましょう。
これらの雑穀は、白米に比べてミネラルが豊富で、食物繊維もとれる栄養フードです。またポリフェノールも含まれているので抗酸化作用もあります。とにかく、栄養価はバッチリということです!
具にはナスやカボチャなどの野菜が素揚げされた状態で提供されています。
素揚げをすることで、表面の色を鮮やかにすることができます。また、衣をつけない分形が崩れることもないので、見た目をキレイに仕上げることができます。他にも、表面を高温で素早く揚げることで、その食材の栄養やうま味をギュッと閉じ込める効果が期待できます。
そして葉物野菜のミニサラダが添えられています。
生野菜にドレッシングがかけられています。ドレッシングがあると野菜の味がなくなるように思われていますが、逆に野菜の味がもっとよくわかるようになります。
ドレッシングがあることで、美味しくなるだけでなく生の野菜に感じる抵抗感がなくなって、たくさん食べることができます。ドレッシングがあってこそ、”生野菜”が”サラダ”へ変わるのです。まあ、これはミニサラダですが…
そして飲み物として注文したキャラメルマキアートです。
キャラメルマキアートとは、カフェ・ラテをキャラメル味のシロップで味付けした飲み物のことです。”マキアート”とは、エスプレッソにフォームドミルクを少量注いだものを指します。 イタリア語で「染み」という意味のマキアートの言葉通り、エスプレッソに加えたミルクの跡が染みのように見えることから名付けられました。
シロップの味付けは、お店によってはこだわりの味なるものがあるそうです。この辺は、あまり個人経営の喫茶店とかは行くことがないので、あまり詳しくは知りません。
とにかく、この飲み物は絶対に美味しいものだということは分かります。
最後に水です。
クランペットカフェでは、水はセルフサービスで利用することになります。カウンターに紙コップと水タンクがあるので、そこから自分で自由に利用することができます。
この時に注目したのは水タンクに入っているものです。
よく見ると、何か果物めいたものが入っていました。どうやら柑橘系の果物のようです。柑橘系を水タンクに漬け込むことで、単なるミネラルウォーターが少々味と酸味を帯びたフルーツウォーターに変化することを狙っているのかもしれません。
なるほど。
実際に飲んでみると、ほんのりとしたフルーツの味がウォーターに含まれています。ウォーターそのものの香りも、かすかな酸味を帯びた香りがします。バイク走行によって消耗した体に落ち着きをもたらしてくれます。
とまあ、ある程度の品定めは済みました。そろそろプライベートテラスでのんびりと食事としましょう。
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空いてませんでした…
プライベートテラスは2ヶ所あります。1つのテーブルにつき、2人で使用することを想定したテラス席です。そのどちらも空いていませんでした。ちょうど、他の観光客が利用していたのです。
利用時間は1回30分までと店側から案内されています。見た感じ、それぞれの利用者も食事をしている最中です。今、テラス席の利用を始めたばかりなのでしょう。しばらく空くことはなさそうです。
これが楽しみでクランペットカフェを訪れたというのに、運がありません。
まあ、嘆いたところでテラス席が空くわけでもありません。仕方がないので、店内の通常の席で食事をとるとします。それでは、いただきます!
うん、うまい!
五穀米の効果なのでしょうか? ライスはとてもモッチリとして、歯ごたえがあります。白米だけのライスと違って、確かな食感を覚えます。モッチリとした中にも、時にはプチプチとした歯ごたえもある。今、まさに飯を食っている感覚が五臓六腑に染みわたります!
カレーのルーは、甘口に近いちょっとピリ辛味になります。この志賀高原は子どもを連れた家族も大勢います。おそらく、どの世代でも美味しく食べることができるように、この味付けにしているのだろうと思います。
素揚げされた野菜は、うま味がしっかりと凝縮されています。口にした瞬間、”肉汁”ならぬ”野菜汁”があふれ出てきます。ルーの甘口ピリ辛味にマッチし、スプーンが止まりません!
そして、ちょっと口直しのミニサラダ。このドレッシングがあえてあるにもかかわらず、シャキシャキ感が失われていません。口の中をリセットするにはちょうどいい味わいです。
カレーライスはスキー場や登山小屋など、高原での食事処では鉄板メニューですね。それだけに、差別化が難しく、当たり外れもある高難易度な料理。
このクランペットカフェで提供されているカレーライスは、下界で食べるGoGoカレーやチャンカレ、はたまたココ壱とは一味違ったカレーライス。きちんと差別化され、下界のカレーライスに負けることなく提供できると思います。
それにしても、スプーンの動きが止まりません。
”速く、もっと食わせろ!”と元酒屋の胃袋が叫んでいます。ひたすらムシャムシャ、パクパクと口の中にカレーライスを放り込んでいきます。その様子は、他の人々からどんなふうに見えたことでしょう。きっと、幸せそうに食べるあんちゃんがいると思われたのではないでしょうか。
いつしかテラス席に座れず、残念だった気持ちもすっかり消えていました。今はただ、目の前にあるカレーライスを食すのみ!
デザート代わりにパン屋さんに行こう!
いやはや、実に美味しいカレーライスでした。
お店のメインメニューである”クランペット”を注文することなく、お腹を満たすことを優先して”カレーライス”を注文する。結果的には大正解でした。
でも、クランペットもちょっと気になる気分。次回、この志賀高原に来た時は、クランペットで軽食を取るとしましょう。
では、腹ごしらえもすんだことですし、今度は日本一標高の高い場所にあるパン屋として有名な”横手山頂ヒュッテ”に向かうとしましょう。そこで、デザート代わりにパンを食べてマッタリとした時間を過ごすのです!
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おっと、いけない。すっかり忘れていたことがあります。
クランペットカフェのベランダには”満天ビューテラス”なる写真撮影スポットがあります。ここに来た証としての自撮り写真を撮っておきましょう。
背景が真っ白ですね。
これが晴れていれば、素晴らしい景色を眺めることができるのですが、雲に包まれたこの日は何も見えません。気温の方は、雲に覆われた高原にしては過ごしやすいほうです。
たぶん、このような天気だからこそ、山頂にあまり観光客がいないのかもしれません。3密にならずに済むので、その点だけは良いことなのでしょう。
それでは、自撮り写真も撮ったことですので、そろそろ出発します。すぐ隣にある横手山頂ヒュッテでデザート代わりにパンを食べるとします。
リフト乗り場を出てから歩くこと僅か1分ほど。日本一標高の高い場所にあるパン屋と名高い”横手山頂ヒュッテ”に到着しました。
やはり、ここもいい感じに人がいません。以前来た時は、その混雑具合たるやまるでディズニーランドに来たような感覚を受けました。入店するのに数十分待ちの状態であり、さすがにパン屋にそこまで時間を掛けたくないため、その時は諦めました。
今日はそんなことなく、すぐに入店できます。早速入ってみましょう。
入店後、玄関口には”入店記録”なるものを書く用紙がありました。入店する人の代表者名とその連絡先などを記入し、ポストに入れておきます。コロナ対策の一環なのでしょう。感染者が確認した時は、その前後入店した人たちに連絡が取れる体制を作っているのだと思います。
念には念を入れ、もはや潔癖症の領域。徹底的に感染対策を施している元酒屋には関係ない話かもしれません。それでも、これは入店する時に店主が設けたルールです。ルールには従います。
そういえば、他の人間たちはきちんと感染対策をしているのだろうか?
自分はきちんと対策をしていても、他の人がアレだったがために周囲に迷惑をかける事例は数多く存在します。我が兄がひょっとしたらそれにあたるかもしれません。
お恥ずかしい話ですが、我が兄は、「コロナはただの風邪!」という考えの持ち主です。反ワクチン派らしく、注射は一度も打っていません。栄養価の高い食事をしていれば、コロナなんてたいしたことないそうです。困った我が兄ですね… 正直なところ、自分で言うほど栄養価の高い健康的な食事をとっているとは思えませんが…
それはさておき、入店記録に必要な項目を記入し、ポストに投函しておきます。日中、連絡の取れる先を記入する欄がありますが、正直日中連絡がつくことはありません。製造現場の仕事なもので、現場に必要ないものは全て個人ロッカーに閉まっているのです。退勤するまで、スマホに触ることがありません。
そうでなくても、この元酒屋のスマホは楽天モバイルと契約しています。
この楽天モバイルですが、元酒屋の仕事現場に電波が届くことはありません。常に「圏外」の状態です。思えば、楽天が完全自社回線でモバイル事業を行うことが決定してからこんな状態です。電波状態が悪すぎて、通話もろくにできません。
これ、もうどうしよっかな?
外出中のスマートフォンは、元酒屋にとってただの荷物。あまりにも使い物にならないので、今度ボーナスがでた暁には機種変更と回線契約先の変更をしようかなと考えています。
スッカリ話が飛んでしまいましたね。
店内に入りました。とても広々としています。窓からは志賀高原の雄大な大自然のギャラクシーを眺めることができる設計であり、解放感に溢れています。
通常の食事であれば、写真左手の食券販売機でアレコレ購入することになります。パンの販売に関しては少々勝手が違います。
イメージはミスタードーナツ方式になるでしょう。
カウンターにいろんなパンが並んでいます。ミスタードーナツと同じように、トレイとトングで購入したいパンをつかみ取り、最後にレジで会計を済ませることになります。
メインの時間帯となるお昼時間も少し過ぎたせいなのか。それとも、人が大勢来ることはないと見込んでいたためなのか。この時のパンのラインナップは以前訪れた時よりもヴァリエーションが少なめでした。
それでも、並んでいるパンはどれも美味しそうです。これは絶対に美味しい奴です。見た目からわかります。一つ一つのパンが非常にツヤのある肌をしています。まるで「俺を食べてくれ! 俺を選んでくれ!」と訴えているかのようです。
本当ならば、全部食べたいところ。でも、それを実行できるだけの資金と空腹がありません。どれを選ぶか、それが問題です。長考した結果、君に決めました!
元酒屋が選択したのは「リンゴクリームパン」。
見た目はほのかな白い粉がまぶしてあります。そして、リンゴの切った奴が顔をのぞかせていますね。中身はクリームが含まれ、その肌はとてもモチモチしています。
これは絶対に美味しいやつだ!
まるで飢えたオオカミの如く食らいつく俺、肉食系男子!
思った通りです。外はふんわりやわらかく、中身もモッチリとやわらかく、安らぎを与えてくれるパンです。そう、これはまるでおなごのパイにふんわりと包まれたかのような安心感です。そんな安心感が口の中から次々と広がっていきます。
まあ、モノホンのおなごのパイの間隔はわからないのですけどね…orz
短い時間ではありましたが、モッチリやわ肌のパンに安らぎを与えてもらいました。そろそろ出発することにします。その前に、行きの横手山スカイペアのリフト乗り場の近くにちょっとした撮影スポットがありました。そこをのぞいてみましょう。
”幸せの鐘”という撮影スポットになります。
晴れた日であれば、案内に書いてある通り富士山と浅間山がフレームの中に写り込むらしいです。これを恋人と一緒に鐘を鳴らし、お互いの幸せを祝福出来たら何て素晴らしいことでしょう。
”幸せの鐘”… 元酒屋には非常に重たい名称です… orz
そもそも、彼女なるものはどうやって作るというのか? どこかにそんな教習所めいたものがあるのだろうか? 同級生たちは、いったいどこで女性なる生物と知り合うことができたのだろうか?
全くもって、不思議なことです。
最後に女子と会話をしたのはいつになるのだろうか?
”女子”ではなく”お婆”であれば、過去何度も会話をしています。何なら、現在も会話をする機会がたくさんあります。特に戸惑うことなく会話をすることができます。
しかし、”女子”との会話となるとどうだろうか?
きっと自分が話しかけようとすると、すぐに通報されてしまうのだろう。まるで人を不審者のように怖がってしまうのだろう。防犯アラームを鳴り響かせ、周囲に「このオジサン、変なんです!」と叫びまわるのだろう。
そして元酒屋は変なオジサンのダンスを踊るのだろう。
先行き不安な未来ばかりが見えてきます。現在、独身コドオジもうじきアラフォー男の元酒屋。明日の未来はどっちだ?!
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いけない、いけない。
せっかく日々の煩わしさから解放され、リフレッシュするためにツーリングを行っているというのに、スッカリ暗い気分になってきました。そろそろ行動を起こしましょう。
今日の目的である志賀高原での食事は終了しました。それでは、最後の目的に向かうとします。
その名は「渋峠ホテル」です。
長野県とグンマーにまたがるように建てられているホテルになります。過去、SBC信越放送の某人気番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」でも登場したことがあります。個人的には長野県が誇る超有名ホテルです。
その道には国道最高地点なるものも存在します。やや雲も薄れてきた今、どんな景色が広がっているのか楽しみです。
それでは、横手山ともお別れして帰りのリフトに乗るとしましょう。リフトの名は「渋峠ロマンスリフト」。渋峠ホテルまでのどかな空中散歩を楽しむことができます。
さあ、最後の峠道へレッツゴーです!
行くぜ! ”グンマー”こと”群馬県”に突入だ!
朗報です!
調子の悪かったカメラが復活しました! これで、超ド迫力な志賀高原の雄大な大自然のギャラクシー映像を提供することができます!
見てください! この曇り空を!
雨よりはましですが、雲に覆われて大自然のギャラクシーを配信することができません。非常に残念な話ですが、どうかこれで今回のところはガマンしてください。
今、乗っているリフトは「渋峠ロマンスリフト」になります。
その発着場所は長野県と”グンマー”こと群馬県の県境になります。渋峠ホテルの目の前にあるリフト乗り場です。リフトに揺られること10分少々、いよいよ渋峠ホテルが見えてきました!
長野県、それともグンマー? その名は”渋峠ホテル”だ!
リフト乗り場から降りました。
目の前にはすぐに長野県と群馬県の県境であることが示される標識っぽいものを発見しました。かなり小さくわかりにくい場所に設置してあったので、そのままスルーしてしまうところでした。
こちら側に来ると、おそらく草津温泉側から来た人達なのでしょう。オシャレなバイカー達もいました。
そういえば、リフトから降りた直後、とあるものが目に入りました。
廃墟? ではありませんが、今では全く使われていなさそうな建物がありました。リフト券やらトイレやらうんぬんかんぬん… おそらく、ここは昔は宿泊施設かおみやげ屋だったりしたのかもしれません。
周囲を見る限り、草刈りもされているようですので、全く手つかずというわけではなさそうです。とりあえずは観光客お断りっぽい雰囲気を醸し出しています。
リフト乗り場、そしてこの謎の施設から見て道の向かい側を見てみましょう。
信州が誇る県境にまたがるようにして建っている宿泊地”渋峠ホテル”に到着しました!
見てください! ものの見事に色がわかれていますね!
写真右側が長野県、そして左側がグンマーこと群馬県になります。色違いはその境目ということですね。日本一標高の高い場所にあるホテルになります。きっと、ここから数々の観光客たちが信州観光の拠点にしたことでしょう。
あるいは、草津温泉巡りの拠点にしたかもしれません。
どうやら、ここまで自転車で通う観光客も中にはいるようです。自転車専用の自転車置き場が設置されています。写真には写っていませんが、自分の後ろにはここまでせっせこ車輪を漕いできたのであろう自転車が駐輪されています。
この渋峠ホテルでは”日本国道最高地点到達証明”なるものを購入することができます。
信州山ノ内町と群馬県草津町の観光協会が共同で行っている観光プロジェクト(?)みたいなものです。いくつか種類があり、それぞれ1枚100円で購入することができるそうです。
となれば、この後の行動は1つしかありませんね。
さっそくホテルの内部に潜入してみましょう! 宿泊客ではないので、当然ホテルの受付までしか行くことができません。ですが、受付を見るだけでもワクワクするものです。
「出川哲朗の充電させてください」で見た映像を、実際にこの目に焼き付けるのです!
ホテルの内部に潜入成功しました!
取っても広々としています。おそらく、スキー客も想定してるのかもしれません。大きな暖炉があります。冬場は暖炉の前で飲み物をチョビチョビしながら語り合うことができるのでしょう。
暖炉の前、薪がパキパキと燃えている音。スキー帰りで少し雪に濡れた肌と冷えた身体。その中で、飲むホットな飲料水。
う~む…
心が癒される風景を想像することができます。もちろん、実際はどうなのかはわかりませんけどね。とにかく、テレビで見た映像が目の前にあります。あの番組の聖地ともいうべき場所に、立っています。
これがオタクの言う聖地巡礼というものなのでしょうか。
それでは、内部も拝見できたことなので、そろそろ国道最高地点到達証明なるものを購入しましょう。これを見せれば、誰に対しても「俺は、日本一標高の高い国道に立つ男だ!」ということの証明ができます! (なんのこっちゃ?)
受付で証明書購入の意思を伝えます。
応対してくれたのは年季の入ったスタッフでした。長年、この地域を守り続けてきたかのような威厳、そして誰に対しても応対してくれるであろう親しみやすさを感じます。
前述の通り、証明書にはいくつか種類があります。どれにすべきか悩みどころです。長考した結果、君に決めました!
真の”国道最高地点”へたどり着きました!
渋峠ホテルで”国道最高地点到達証明”を入手できました。先ほども言いましたが、これを見せれば誰に対しても「俺は、日本一標高の高い国道に立つ男だ!」ということが証明できます。
しかし、ここで残念なお知らせがあります。
実は、この渋峠ホテルはまだまだ国道最高到達地点の場所ではなかったのです! それは、証明書の写真を見れば一目瞭然! 真の最高地点はもう少し群馬県側に進んだ先にあるのです!
ならば、ここでいつまでも油を売っている場合ではありません!
いざ、出発!
ここから先の国道292号は、群馬県に入ります。本来、渋峠と呼ばれるのはこの群馬県側の道になります。
くどいようですが、渋峠は国道最高地点。日本屈指の山岳ドライブロードになります。周囲の山々は変化に富んだ景色を楽しむことができます。何より、草津~湯田中は温泉の宝庫。草津温泉は全国人気温泉地ランキングでも常にトップ3に入っていますね。
そんな草津方面へと国道を進みます。
出発する時は草津温泉側からきたバイカーや、チャリヤー達がいました。そんな方々に対してヤエーをしながら愛車を走らせます。
”ヤエー”とはバイカー達のあいさつです。
道路ですれ違う時に敬礼やピースなど、独自のあいさつをします。80年代のアメリカでバイカー達のハンドサインから生まれたあいさつといわれています。
どんなヤエーをするかはバイカー達の好みがあります。普通にピースサインをしたり、両手を上げたり、まるでサーカスのようなアクロバティックなパフォーマンスをしたり… いろんなものがあります。
ちなみに元酒屋のヤエーは左手で行います。
まずはイメージはピースサインを行う人差し指と中指をくっつけます。そこから敬礼をするようにヘルメットに指を持っていき、コツンとヘルメットをたたくようにして手を振ります。
右手で行った方が相手からはわかりやすいのでしょう。でも、右手はアクセル、ブレーキを操作する手。うかつに手を放すわけにはいきません。
おっと、ちょっとばかし語っちゃったかな…
渋峠ホテルを出発してから間もなく、真の国道最高地点が見えてきました。ちょっとした駐車場スペースもあります。すでに何人かの観光客らしき人々は思い思いに撮影をしていますね。
それでは、元酒屋も記念撮影としましょう! ここが日本国道最高地点 標高2,172mの写真です!
家に帰るまでがツーリング、群馬県から長野県へ突き抜けろ!
さあ、本日のツーリングの目的は果たしました。
山の上は雲に覆われてしまい、残念な結果になってしまいました。それでも美味いものを食べ、リフトでの空中散歩と非日常を味わうことで心と体がリフレッシュできました。
ここから先は群馬県草津温泉へ入り、再び長野県へと戻るルートで帰ります。
昔の保育園の先生方は言いました。「帰りにつくまでが遠足だよ」と。ならば、今の状況は家につくまでがツーリングということになります。景色を満喫しながらも、事故を起こすことなく帰りにつくとしましょう。
残念ながら、今日は草津温泉をスルー
渋峠の最高地点から国道292号を草津方面へ向かいます。
道幅はそれほど狭くありませんが、ヘアピンコーナーの連続です。場所により危険ヶ所があるので、注意が必要です。この群馬県側は温泉地帯だけあって、あちこちから湯気が噴き出しています。
そして、この臭い!
この硫黄臭(?)でしょうか。卵の腐ったような臭いが所々で立ち込めてきます。実にいい匂いです。普段から嗅いでいると、体のどこかしらがおかしくなるでしょうが、たまに嗅ぐ分にはいい匂いと感じることができます。
この温泉臭、実にいい匂いです!
草津温泉地帯へとくだっていった先、最初に見えてくる温泉は「西の河原 露天風呂」になります。
あまり思い出したくないこともあるのですが、かつて精神を破壊された会社でバイク乗り達がいました。その人たちとのグループツーリングでこの西の河原露天風呂に立ち寄ったことがあります。
とにかく広い露天風呂で、温泉に浸りながら四季折々の風景を360°感じることができます。長野県にも劣らない大自然のギャラクシーがそこにあります。
かつての同僚たちと初めて行ったとき、てっきり洗い場があるものだと思い、マイ洗髪、洗顔用品を用意していました。実際のところは、洗い場はありません。脱衣所で脱いだら、そのまま温泉へ直行することになります。訪れる方は注意してください。
ちなみに、現在この露天風呂は混浴の日が設けられています。毎週金曜日の17:30~20:00の男性露天風呂が混浴時間となるそうです。万病に効く草津温泉でも唯一治せないのが恋の病と言われているそうで、混浴風呂に二人で浸かれば、恋の病も治せるかも…
ムフフッ!
しかし、この日はお風呂用品を用意していません。また、帰宅時間のことを考えて逆算していくと、この温泉街でゆっくりしている時間はなさそうです。
誠に遺憾ながら、草津温泉を散策するのは諦めます。
その代わりと言っては何ですが、草津温泉の入り口には「草津運動茶屋公園」なる道の駅があります。まさに観光客を歓迎するかのように、草津温泉の入り口にある道の駅です。
ここでトイレ休憩とおみやげ購入としゃれこむとしましょう。
道の駅”草津運動茶屋公園”に到着しました!
数多くの観光客がいます。この道の駅は道路を挟んで両側に施設があります。渡り廊下(?)なるものが目の前にありますね。これをわたって2つの施設を行き来することになります。決して、道路を横断してはいけません。
ドイツの街並みをモチーフにしたらしいです。おしゃれな建物が目印になります。。観光総合インフォメーションやゆったりと森林浴のできるやすらぎの森なども併設されています。
でも、今はトイレ休憩とおみやげ購入のためだけに訪れました。見ての通り、観光客もたくさんいます。誰が病原菌を保有しているかわかりません。
用事をチャチャッと済ませ、散策を行い、家路につくとしましょう。
トイレ付近にこの道の駅の全体図がありました。草津運動茶屋公園は、大きく分けて4つの施設に分類されています。
蜂蜜やお漬け物・加工品やお酒などの「特産ショップ」。ヨーロッパの輸入雑貨やオシャレな小物販売「ミュージアムショップ」。キャラクターグッズや草津銘菓に特化した「ロマンチックショップ」。高原野菜の「新鮮野菜直売所」。
これらの複合施設として存在しているようです。
ここはミュージアムショップ。ヨーロッパの輸入雑貨やオシャレな小物販売をしています。
この施設の2階には、「ベルツ記念館」なる歴史資料館があります。草津の歴史と共に、”ベルツ博士”なる人物に関する歴史資料が展示されています。
温泉の医学的効能を発見し、草津温泉をはじめ世界に温泉を紹介した人物だそうです。日本の伝染病・寄生虫病を研究し、公衆衛生の向上や伝染病の予防に貢献したとされています。
ここは特産ショップ。地域で作られた蜂蜜やお漬け物・加工品やお酒などを中心とした厳選ショップになります。
ここで、少々おみやげを用意するとします。おみやげといっても、本当にいろんなものがあります。アレコレ目移りしてしまいますね。ここは日本酒をと思いましたが、無難にお菓子に落ち着きました。あと、おいしいソフトクリームで糖分補給。体力回復を図ります。
この草津温泉全体の案内図がありました。
今回は時間の都合上、完全スルーすることになりますが、次回訪れることがあればあちこちを散策してみようと思います。
さらば、草津温泉よ!
ここにも大自然のギャラクシーが! ”愛妻の丘”で愛を叫ぼう!
道の駅「草津運動茶屋公園」を出発します。
ここからは群馬県の県道59号から嬬恋村を突き抜け、国道144号へと入ります。そのまま国道を走ることで、長野県上田市へとつながっていきます。
時に、県道59号を走るにあたってある選択肢が生まれてきます。
それは、県道を素直に走り嬬恋村の集落を走り抜けるルート。そして、県道から外れ「つまごいパノラマライン」なる道路を走り抜けるルートです。
このつまごいパノラマラインとは、嬬恋村の大自然のギャラクシーを走り抜ける道路になります。両側に広大なキャベツ畑が広がる快走路です。もちろん、県道59号から長野県へ向かうよりも遠回りとなる道になります。
果たして、どのルートで行くべきか…?
元酒屋が選択したのは、つまごいパノラマラインを走るルートです。
それは草津温泉で散策しなかった分、多少なりとも遠回りする余裕があるためです。また、今まで長野県が誇る大自然のギャラクシーを自慢してきましたが、たまにはグンマーこと群馬県が誇る大自然のギャラクシーを堪能するのも悪くないと判断してのこと。
そうと決まれば、即行動。嬬恋村中心部へ向かうことなく、県道59号からつまごいパノラマライン方面へと向かいます。
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最初は林道のような道を進みます。しかし、それもやがて視界が開けた場所へとつながっていきます。
評判通りの道です。左右にキャベツ畑らしきものが広がっています。”らしきもの”というのは、何も植えられていないからです。まっさらな状態、耕されただけのか、種まきが終わっただけなのか。とにかく、見た目は何もない土だけの状態でした。
後でググって分かったことですが、標高800~1400mの高地で栽培されている「嬬恋キャベツ」は、6月後半から9月頃に収穫の最盛期を迎えるそうです。この時期には、日本全国のキャベツの出荷量の内、6割以上が嬬恋産になるそうです。
となると、ツーリングに来たこの時期は、すでに収穫が割っている状態だったのでしょう。
それにしても、人が誰もいません。
ここまで誰もいないと、嬬恋村には誰も人間がいないのかと勘違いしていしまうほどです。実際、本当に比喩でもなんでもなくマジで人間が見当たりません。途中のガソリンスタンドでギリギリ人間を見つけたぐらいでしょうか。
そんなこんなで嬬恋村が誇る大自然のギャラクシーを感じることができる道路「つまごいパノラマライン」をまったりと走っていきます。とてもいい気分です。
すると、おやおや。ようやくたどり着きましたよ。ちょっとした撮影スポットが。その名も「愛妻の丘」です。
そこそこ広い駐車場があります。
この時点で6、7台ぐらいの車といくつかのバイクが停車してあります。それぞれ自分の彼女というか、妻というか、細君と来ているのでしょう。
ここは”見る”観光スポットではなく、”叫ぶ”観光スポットらしいです。
誰が決めたのか知りませんが、嬬恋村は愛妻家の聖地として世界的にも有名らしいです。そのように公式サイトでも案内されています。そんな愛妻家の聖地に独身アラサーコドオジ男の元酒屋が訪れるという背徳感。決まり(?)を破る俺、まさに肉食系男子!(意味不明)
その時、訪れていた人々は自分の彼女というか細君と愛を語り合っているのでしょう。
そこに独身アラサーコドオジ男がいるのも野暮というもの。邪魔にならないように隅っこで体を小さくしながら、この観光スポットをしばし散策といきましょう。
いつか、運命の女性と出会える日が来るのを願って…
この付近の案内図があります。もちろん、この愛妻の丘の展望台への案内もあります。素敵なオブジェがちょいちょいありますね。
愛妻家の条件が掲示板(?)に表示されています。
この5つの条件をきちんと果たしてこその愛妻家。一見、簡単なことのように思えます。ですが、こういう何気ないことこそ常に意識しないとできない難しいこと。
元酒屋の愛妻家への道はまだまだ遠いようです。
展望台から群馬県嬬恋村が誇る大自然のギャラクシーを眺めることができます。
すぐ目の前に恋人なのか、夫婦なのか。とにかくそれらしき人物がいます。ふと気づいてみれば、あちこちアベックばっかりです。やけのやんぱち石を投げるような行為はしませんが、こうもイチャイチャしているところを見ているとけっこうへこんできます。
イチャイチャするアベックを背景に、何だかんだで記念撮影しちゃいます。いつか、運命の女性と出会えることを願って…orz
駐車場でもとりあえず記念撮影しちゃいます。
イチャイチャするアベックばかりなことに若干へこんだものの、360°全体が雄大な自然のギャラクシーに囲まれた嬬恋村に日々の煩わしさを忘れさせてくれます。心をリフレッシュすることができました。
そろそろ出発することにします。さらば嬬恋村。さらばグンマーよ! また会う日まで!
ここが最後の休憩場所、でも改装中みたい
グンマー嬬恋村が誇る雄大な大自然のギャラクシーを感じる道路「つまごいパノラマライン」を走り抜けました。ここから国道144号へ合流し、信州上田市へ入ります。
ここまで来たら、後は勝手知ったる地元の道。ノンストップで自宅へ帰ることができます。
ただ、帰りもちょっと別のルートで帰ってみようと思います。
行きは杖突街道を越えて、茅野市・諏訪市を走り抜けました。そこから大門街道を走り抜けて長和町、上田市、長野市といった感じで走ってきました。
今度は上田市から松本市、木曽地域を通って帰宅してみようと思います。
上田市から松本市へ行くための代表的な道は、まずは行きと同じ道を逆方向へ走ります。国道18号から国道152号の道路ですね。152号をそのまま進んでしまうと道の駅「マルメロの駅 ながと」へとたどり着いてしまいます。その前に、国道254号へ向かう道が分岐していますので、そちらへ行きます。
国道254号をひたすら走り抜けます。
すると「三才山トンネル」という大規模なトンネルがあります。山をぶち抜いて作った全長約2.5kmのトンネルです。このトンネル含めた国道254号の一部区間(全長8,549m)は以前は有料道路でしたが、現在は完全に無料化されています。詳しいなりたちは、”もへじ”さんがYouTubeで面白おかしく紹介しています。
その三才山トンネルを抜けて、松本市へ。ここから塩尻市を経由して木曽地域へ向かいます。木曽地域でなくても、辰野町へ向かうルートもありましたが、最後の自然のギャラクシーを感じるために木曽地域方面を選択しました。
木曽地域へ向かう道は国道19号となります。
途中迂回する道はなく、信号もほとんどありません。大型トラックの行きかう一直線の道。それだけに速度制限を守らない車も多数あります。
この元酒屋はきちんと法定速度を守る人物です。
自動車、バイクを正しい速度で走らせているのに、煽り運転をたびたび受けることになる理不尽。近年、かなりの厳罰化が図られているにもかかわらず、煽り運転をする人物。もはや、どれだけ法律が厳しくなろうとやる人はやるのでしょう。
頭おかしい! 免許返納しろ!
そういえば、国道19号の木曽地域を走るのは久しぶりですね。最後に走ったのは、運転免許の再発行をした時でした。塩尻市にある運転免許センターで紛失した運転免許の再発行をしました。その後、この国道沿いにある店で食事をしていましたね。
今となっては懐かしい思い出。
運転免許を紛失したことは、なかなか大きなミスでした。しかも、結局どこで紛失したのか分からずじまい。警察に捕まる前にこちらから申告することができて御の字でした。詳しいことは、関連記事をご参照ください。ここで食べたカニクリームコロッケは、モチモチしていて実に美味しかったです。それでいて、値段も手ごろ。万人におススメする定食でした。
なんちゃって孤独のグルメ ~長野県塩尻市のカニクリームコロッケ定食~
とまあ、そんなこんなで国道19号を走ります。
今は日も落ちかけている夕暮れ。朝出発した時と同じように、少々体が冷え込んできました。体が冷えると、下腹部がキュッとしてきます。
すると何が起こるであろうか?
そう、お花を摘みたくなってしまいます。現に、今もまさに下腹部がキューキューとして、とてつもなくお花を摘みたい気分です。そして、こういう時に限って、駆け込むコンビニなどがないものです。だんだん骨盤底筋が限界に近づいてきます。
そういえば、この先に道の駅があったような気がします。何とか、そこまでガマンしなければ!
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道の駅「木曽ならかわ」に到着しました!
ギリギリセーフです! 何とか骨盤底筋の力が残っているうちに道の駅にたどり着くことができました! では、さっそくトイレへ急いで直行しなければ!
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何とか間に合いました…
骨盤底筋の力が残っていて幸いです。トイレに向かう途中、少しでも振動が加わらないようにまるでバンビのようにヨチヨチ歩きになってしまいましたが…
でも、そこはちょうど誰もいなかったようで、恥をさらすことなくミッションコンプリートです。
そんなこんなで立ち寄った道の駅「木曽ならかわ」ですが、落ち着いて周囲を見渡すと本当に誰もいません。これは単純にこの時間が閉店時間であることの他に何か理由がありそうですね。少し、周囲を散策してみましょう。
な~んてね。
散策するまでもありません。駆け込んだトイレは工事業者が使うような仮設トイレでした。この道の駅に工事車両がいくつもありました。入り口には”準備中”の横断幕(?)が張り出されていました。
どうやら、この道の駅は改装中のように見受けられます。
この国道19号では、いくつか道の駅が点在します。ここはそのうちの1つ。あまり立ち寄ることのない施設ですが、ここで出会ったのも何かの縁。また、この道を走ることがあれば、何があるのか見学してみようと思います。
なんちゃって孤独のグルメ ~長野県伊那市の中華そば~
時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、
つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気をつかわずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが、現代人に平等に与えられた、最高の癒しと言えるのである。
~ 長野県伊那市の中華そば ~
とうとう夜になってしまった…
国道19号の木曽地域を走り抜け、もうじき今日のツーリングが終わろうとしています。9月となってくると、もう日が暮れるのも早いものです。この時間で、はっきりと夜になっています。気温が冷え込む中、ひたすら走り続ける元酒屋。
ふと、今日の夕食について思いを馳せます。
予定では、17:00ぐらいには帰宅するはずだったので、自宅で夕食を食べる予定でした。ところが帰りのルートを松本方面というちょっぴり遠回りしたせいでしょう。どうせ予定よりも遅くなったのです。このままさらに寄り道して、外食としゃれこむのもいいかもしれません。
それとも、予定通りに自宅で夕食を食べるべきか…
イカン… そんなことを考えていたら… 腹が… 減った…
よし、店を探そう!
幸いにして、ここは大通り。店など探せばいくらでもある。ただし、ただの店ではダメだ。せっかく久しぶりの外食となるのです。チェーン店ではなく、個人経営の店に入るべきだろう。しかし、この辺に手ごろな個人店があっただろうか?
駅前の商店街!
ダメだ! 商店街には店もたくさんあるが、駐車場がない。自動車であれば、コインパーキングで駐車する選択肢もあっただろう。でも、このあたりのパーキングはバイクの利用は不可となっています。コッソリ停めようにも、その間に通報されてレッカー移動されてしまうのも避けたいところ。駐車場のある店を探さねば!
おっ! 見つけたぞ! 洋食屋だ!
駐車場もあるし、ここなら利用できそうです。と思いましたが、どうやら満席の模様。それだけ人気店である証拠。多少、入店待ちの時間も普段だったらあってもいいでしょう。でも俺は、今すぐに店に入りたいのだ。それほどに猛烈に腹を空かせている!
んっ! 見つけたぞ!
営業中の看板があって、駐車場もある。ちょうどすぐに入店できそうな雰囲気があります。と思いましたが、どうもこの店はアジアン料理らしい。メインはタイ料理のようです。遠慮しておきましょう。正直なところ、アジアン料理はけっこう苦手。いや、美味しいと思えるお店も知っているんですよ。
でも、入店するたびに冒険する気分になります。自分の舌に合わなかった店もそこそこあります。今は冒険する気分ではありません。確実に自分が美味いと思う店に入る必要があります。
それにしても… 手ごろな店がないではないか!
駅近くの中心部から離れると、途端に店が少なくなってしまうこのあたりの地域。このままでは店を探し出す前に自宅に到着してしまう!
さあ、どうするものか?
もう、いっそのこと店を探すのは諦めて、スーパーで普段買うことのない総菜で夕食を用意すべきだろうか? うん、そうしよう。このままあてもなく走り回るのも時間と燃料のムダというもの。そうと決まれば、スーパーに直行します。この辺で一番近くにあるスーパーはアソコしかないでしょう。
すると…
そういえば、忘れていました。あのスーパーには店が一体となっている一角がありました。アレだったら庶民向けの大衆の店。スーパーと一体になっているだけあって、駐車場もあります。そして、一度も入ったことのない店です。 よし、君に決めました!
スーパーの一角にあるラーメン屋 「麺 GAKU」
ってなわけで、店までやってきました。ここはスーパーの一角に併設されたラーメン屋です。その名も「麺 GAKU」。今風なスーパーと打って変わって、こちら側だけいい感じのレトロ感を醸し出しています。特に看板と暖簾が昔ながらのラーメン屋って感じの雰囲気を出しています。
これは期待できそうだ…
営業開始してまだ間もないころ。見た感じ、客入りも少なそうです。コロナ感染対策のため、潔癖症なまでに念入りな対策に対策を重ねている身。今がチャンス! さっそく、店に入ってみましょう。
やっぱりな。思った通りでした。
営業開始して間もない時間帯。まだ、数人の客が食事をしているだけです。カウンター越しに見える大将がこれぞラーメン屋の大将という雰囲気を感じます。これは期待できそうだ。きっと、こだわりの味というものに出会えることでしょう。
さて、メニューを確認してみましょう。
ふむふむ…
まずはラーメンメニューから確認してみましょう。スープは醤油に塩に味噌。一通りのスープがそろっていますね。でもよく見ると、醤油にも何だか種類があるようです。”鶏がら”に”魚介”。なるほどね。一口に醤油ラーメンといっても、いろいろと組み合わせができるようです。
サイドメニューも確認してみます。
餃子だったり、ライスだったり、野菜炒め的な何かだったり… こちらも豊富なメニューがそろっています。ここまで豊富なメニューだと、あちらこちらに目移りしてしまい、なかなか決めることができません。
いや、落ち着け… 俺の胃袋に耳を澄ませるのだ…
悲しきボンビーサラリーマンの身の上。いくらまた来たいと思っていても、そうそう通うことはできません。それほどまでに、いつも経済的にギリギリの状態。切り詰めた状態で生活しています。月に2、3度ぐらいしかできない貴重な外食。決して失敗するわけにはいきません。
ごく個人的な意見を言います。あまりにメニューが豊富だと、いろんな選択肢があって嬉しいという気持ちはなくなってしまいます。ギリギリの人間にとっては、「より安く済ませるにはどうするか?」という考えに至るのです。最初から少々お高めしかないならば、迷うことなくその食事を注文するでしょう。
そして自問します。
俺は今、何を食べたいんだ… 俺の胃袋は何を欲しているんだ…
よし… お前に決めたぞ! すいません、注文お願いします!
これぞ昔ながらの鶏がら醤油ラーメンだ!
まだかな…? まだかな…?
腹の音かなってきていることがわかります。両隣に座っている客に気づかれたりしてないだろうか? 別に知り合いというわけでもありませんし、何か思われたところでどうということはありません。それでも、腹の虫が声をあげていることを気づかれるのは、何だかハズいですね。
ふと、店内を見渡してみます。カウンター5席、テーブル(4人)2席、テーブル(2人)1席。どちらかというと小規模の店です。でも、スーパーに併設された飲食店。飯を食いに来た人が、そのまま買い物をする。あるいは、その逆パターン何てこともあるでしょう。家賃はいったいおいくら万円してしまうのだろうか?
自分には全く関係のないことを考えてしまっている。っと、そうこうしているうちに出来上がったようです。
まずは”豚なんこつ”からだ!
普段はラーメン屋でサイドメニューはほとんど注文することはありません。しいて言うならば、ライスぐらいでしょう。ツーリングは自分の人生を豊かにするための時間。ツーリング中における食事もその範囲内。そして、まだツーリングは終わっていません。それゆえに、今回は奮発してサイドメニューも注文しました。
で、注文したのは豚なんこつ。実は豚なんこつを食べるのは初めてです。鳥なんこつでしたら焼き肉で頻繁に食べるんですけどね。さてはて、初体験の豚なんこつ。そのお味の方はいかがなものでしょうか?
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やわらかい…
何ぞこれ? ”なんこつ”というからには、それは骨の一種。もっとコリコリした食感が味わえると思いました。これはいい感じで期待を裏切られた形です。骨というよりも、肉ですね。ダシ(?)、それともワリシタ(?)が周囲にしみこんでいていい味を出しています。それと同時に口に頬張るライス。
なんという悪魔的組み合わせ!
鳥なんこつのコリコリ食感もいいものですが、豚なんこつのモチモチ食感も悪くありませんね。どちらが好みか聞かれれば、鳥なんこつと答えるでしょうが… この辺は調理方法の違いということで流しておきましょう。
そんなモチモチ食感に体中が包まれている中、どうやらラーメンも出来上がったようですね。
来ました! 来ましたよ!
注文したのは醤油スープの中華そば。それもただの中華そばではありません。”魚介&鶏がらのWスープ中華そば 大盛り”を注文しました! もう、見ただけでわかります。これは絶対に美味しいやつです! スープの色からして、昔ながらの中華そばということがわかります。贅沢をいえば、ナルトがあるとパーフェクトです!
では、いただきます!
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やっぱりね。思った通りです。これは絶対に美味しいやつでした。
麺にスープがキッチリと絡みついています。世の中は太麺派の方が多いかもしれません。しかし、個人的には断然細麺派です。細くしなやかでスープと絡み合った麺を一気に口の中へなだれ込ませる。これぞ王道のラーメンの食べ方。ついつい、ムシャムシャと食べてしまいます。
もしも、この場にラーメン道を追求する客がいたら、思わずこう感嘆することでしょう。「なんという食べっぷり! おみごと!」と。口の中にズバズバとラーメンが放り込まれていく! ムおぉ~ン! 今の俺の口は”人間洗濯機”だ!
そんな美味いラーメンを食べていたら、つい豚なんこつのことを忘れてしまいました。ごめんね、忘れてしまって。君も十分メインをはることができる実力者だということは認めています。でも、やっぱりこの店の花形はラーメンなのだ。
しかしながら優秀な黒子役がいてこそ花形は映えるというもの。優秀なサイドメニューがあってこそ、メインメニューたるラーメンを美味いと感じることができるもの。ダシのよくきいた豚なんこつは、時に口の中をリセットするために役立つ重要なエッセンスだ。料理と口を繋ぐ潤滑油とも表現したっていいでしょう。
しかし、このラーメンスープは実にいい。単純に醬油だけでなく、魚介の風味もきちんと混ざり合っています。お互いの風味をつぶしあうことなく、きちんと共存している。これぞラーメンスープのオーケストラ。これはライスにもよく合う味です。
おっと… そうこうしているうちにラーメンと豚なんこつがなくなってしまった。残すは魚介醤油のラーメンスープとライスのみ。さてはて、ラーメン屋で食べる食事の締めくくり。ラーメンとライスの王道パターン。これをやらずして、ラーメン道を語ることはできない。真に美味いスープはライスと掛け合わせても美味しいもの。
それじゃあ、”ラーメンスープのライスぶっかけご飯”でラストスパート… 行ったるか!
(BGM開始)
ジャカジャ~ン! ジャカジャ~ン!
ジャンジャカジャカジャカ! ジャンジャカジャカジャカ! ジャンジャカジャカジャカジャン! ジャ~ン!
チャララララ~ララ~ララ、ラァ~ララァ~! チャララララァ~ララ~ララ、ラァ~ララァ~!
チャララ~ラァ~ラララァ~!
(以下、BGM再生中をイメージしてください)
昔ながらの中華そばに魚介&鶏がらのWスープを加えたスペシャルラーメン。堪能させてもらいました。こういういろんなオリジナルラーメンが作れる土壌があることがラーメンの良さ。そのラーメンを最初に発明したであろう中国は実に素晴らしい仕事をしているものです。中国4000年の歴史、恐るべし!
とはいて、ちょっと食べ過ぎたかもしれません。
年のせいか、最近はトンコツ系を多く食べるとだいぶ胃が突っ張ってくるようになりました。その後、しばらく物を口にするのが苦になるほどに、食事制限が必要になります。
世の中、自然派だのオーガニックだのと主張する人もいるでしょう。でも、ドクターストップがかかることなく、自分が好きな時に好きなものを好きなだけ食べる。これこそが、その人が健康な体の持ち主である証拠ではないだろうか…?
そういう意味では、ちょっと健康を損なう体になっていることを自覚します。もっとひたすら運動をして、筋肉をつけ、体力をつけ、内臓を鍛える必要がありますね。老化は誰にでも訪れるものであり、病気ではありません。でも、その老化を少しでも遅くする努力はこなす必要があります。
それはさておき、本当においしいラーメンでした。今回は魚介と醤油のダブルスープでした。次回訪れる機会があれば、塩ラーメンの方を注文してみようかと思います。
今度は晴天に恵まれることを願って…
志賀高原ツーリングが終了しました。この日の総走行距離は439.9kmでした。
7月は”涼”を求めてビーナスラインへツーリングに出かけました。しかしながら、残念なことに高原ですら”涼”というにはほど遠い暑さが待ち受けていました。そこで、9月にあらためて”涼”を求めて志賀高原へと出かけました。
横手山では残念ながら雲に覆われてしまい、満足する景色を眺めることができませんでした。しかしながら、当初の目的であった”涼”を感じるためのツーリングの目的は果たすことができました。それだけに、曇り空というのがじつに惜しいと思ってしまいます。
天気に関しては、自分でコントロールすることはできません。こればかりは完全に運の世界。自分の日頃の行いが、お天道様に見られているのでしょう。雨を降らせるほど悪い行いはしていないが、晴れ渡った景色を見せるほど品行方正正直者の行いをしていないというべきなのか?
全く、神々とはじつに理解しがたい行動をとるものです。次回、どこか山へのツーリングに出かけるときは、どうか晴れ渡った青空のもとで最高の気分でバイクを走らせられることを願っています。
夏が過ぎ、秋が訪れてきました。11月になれば、例年通りバイクメーカーに愛車を預けに行きます。もうじき、愛車としばしお別れの季節がやってきます。
残りわずかなバイクシーズン。2022年の締めくくりとして、どこへ行くべきだろうか…?
一応、今月の候補地としては「金沢競馬場」を挙げています。
巷では”ウマ娘”なるものが今も変わらず大ヒットしているらしいですね。元酒屋はスマホのスペックの関係上プレイはしていません。もっぱら人のプレイ動画を見て、1人で盛り上がっているだけです。そんなウマ娘に影響されて、今年の5月のツーリングは高知競馬場に出かけました。
そして、今度は金沢競馬場に出かけてみようというわけです。
距離の近さでいうならば、岐阜県笠松競馬場が一番近い場所にあります。ですが、残念ながら笠松競馬場は平日開催になります。これから本業の方がやや忙しくなってくる時期に入ります。平日に休みを取ることはなかなか困難です。
その点、金沢競馬場は日曜開催されている時があります。ねらっているのは今月23日になります。その日に金沢まで出かけて、お馬様を見学しようというわけです。ついでに近江町市場で海産物のおみやげを家族に買ってくるのもいいかもしれません。
問題は天気です。
志賀高原ツーリングの時と違って、山へ向かうわけではありません。最低限、雨さえ降らなければそれでいい。まあ、晴れ渡っていることにこしたことはありませんけどね。それでも台風シーズンでもある10月です。お天道様はどんな判断を下すのか、ビクビクしています。
何とか、晴れた日に競馬場ツーリングができればいいですね。
こういうことは、全てはお天道様の気分しだい。
予定している23日まではおよそ半月しかありません。それまでにお天道様がちょうど23日を快晴日にしてくれるかどうか、元酒屋の行動がかかっています。半月しかない短い期間ですが、何とか品行方正正直者として判断されるような行動を心掛ける必要があります。
元酒屋の明日はどっちだ!
志賀高原 本日の立ち寄りスポット
この日は志賀高原へのツーリングでした。
目的としては、日本一標高の高いパン屋での食事や、日本一標高の高い国道で景色を眺めること。そして山頂で”涼”を感じること。そうすることで、長野県が誇る豊かな大自然のギャラクシーを感じることができるでしょう。一時とはいえ、煩わしい下界での日々を忘れ、心が癒されることです。
そんな今回のツーリングですが、いろんな場所に立ち寄りましたね。
最後に立ち寄りスポットを紹介して、ツーリングレポートを終了しようと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。またのツーリングレポートを楽しみに待っていてください。
立ち寄りスポット1 「マルメロの駅 ながと」
所在地:長野県小県郡長和町古町2424-19
営業時間:9:30~18:00
駐車場:大型16台、普通車48台(障がい者用3、電気充電2、思いやり6)
公式サイト:https://marche-kokuyou.jp/
国道152号(長門バイパス)沿いにある道の駅。長門温泉やすらぎの湯や、お土産、食事などの店が隣接しています。道の駅では、農産物直売所よってけやがあり、年に2回ほど陶器市があり、お盆には花市、また不定期の土曜、日曜日にはフリーマーケットなどが行われます。2011年の5月から12月までの第一日曜日に「ながわ軽トラ市」が行われました。
駐車場は非常に広く、おそらく停める場所に困ることはないと思います。温泉施設もあるので、車中泊をする場所としても活用できる道の駅になります。実際、立ち寄った時には車中泊らしきキャンピングカーが何台かありました。
立ち寄りスポット2 「北信州やまのうち」
所在地:長野県下高井郡山ノ内町大字佐野393-2
営業時間
・売店 … 8:30~18:00
・食堂 … 11:00~15:00(ラストオーダー)
・農産物直売所 … 8:30~16:00(1月上旬~4月中旬は、土曜・日曜・月曜・祝日のみ営業で9:30~17:00)
・よってかっしゃい屋 … 10:00~16:00(冬季休業)
定休日:無休(ただし臨時休業あり)
公式サイト:http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/michinoeki/index.html
道の駅「北信州やまのうち」は、上信越自動車道信州中野ICから国道292号で志賀高原に向かう途中の湯田中渋温泉郷の郊外にあります。「スノーモンキー」で世界的に有名な地獄谷野猿公苑や温泉街、志賀高原、北志賀高原など見どころ満載の山ノ内町です。道の駅としては規模は大きくありませんが、北信州の味と特産品がそろっています。
駐車場は非常に広々としています。駐車場、トイレ、EV車急速充電スタンドは24時間利用可能です。志賀草津道路沿いにあるため、駐車場から出るときは左右からの車両に注意していください。気持ちい道路のせいか、ややスピードを出す車両を見かけます。
立ち寄りスポット3 「横手山頂ヒュッテ」
所在地:長野県下高井郡山ノ内町平穏7149−17
電話番号:0269-34-2430
営業時間
・パン喫茶店 … 早朝~売り切れまで
・レストラン … 9:30~14:00
・宿泊 … 14:30~9:00
公式サイト:http://www.yokoteyama.com/
車いす専用駐車場、玄関車いす昇降機、多目的トイレあり。全館禁煙。
長野県志賀高原の南東端に位置する標高2,307mの横手山。眺望がよく、山頂まではリフトやバスでアクセスができる手軽さで人気があります。山頂エリアにあるのが、「雲の上のパン屋さん」の愛称で知られる日本一高いところにあるパン屋「横手山頂ヒュッテ」。絶景の中で味わう焼きたてパンは格別です。
一年を通じて宿泊することができます。スキー・トレッキング・天体観測や絶景ポイントでの写真撮影など、ゆっくりと自然を満喫できる施設です。
交通手段として、スカイリフト以外にも「横手山頂ヒュッテ」まではいくつかのルートがあります。そのひとつが「横手山頂ヒュッテ」の送迎バス。環境整備の協力金として1人600円(税込)を支払えば、渋峠からヒュッテまでの私道を往復送迎してもらえます。
送迎以来は発車地点でドライバーに合図をするか、横手山頂ヒュッテに電話申し込みをして乗車できます。
立ち寄りスポット4 「日本国道最高地点碑」
所在地:国道292号 群馬県吾妻郡中之条町入山 渋峠ホテル付近
紹介サイト:https://we-love.gunma.jp/kanko/shibutoge
渋峠ホテルから群馬県側に向かうと、間もなく国道最高地点である石碑があります。
日本全国の中で、標高が一番高い所に位置する国道292号線「志賀草津高原ルート」の最高地点です。「日本国道最高地点・標高2,172m」の石碑が立っていて、駐車場も少ないですが完備されています。
キャンピングカーも中型なら充分停めることができます。駐車場が満杯の場合や、大型・トレーラーなどの場合は、長野県側へ歩いて12分の場所に、群馬県と長野県の分岐地点に建つ「渋峠ホテル」があります。その駐車場に停めるといいと思います。
車でも楽しめますが、一番楽しいのはツーリングになります。道幅はそれほど狭くありませんが、場所により危険個所があるいので注意は必要です。日本国道最高地点までは結構上りますが、群馬側の峠の前半は温泉の源泉場所を通りますので硫黄臭が凄いです。
最高地点からは見晴らしがよく、好天に恵まれれば大自然のギャラクシーを満喫できます。標高が高いので、9月上旬でも気温が10℃程度になることもあります。寒さが苦手な人は、防寒着を用意しておくことをおすすめします。
立ち寄りスポット5 「草津運動茶屋公園」
所在地:群馬県吾妻郡草津町草津2−1
電話番号:0279-88-0881
営業時間:8:30~17:00
駐車場:大型5台、普通車48台(身障者用2台)
案内サイト:https://www.932-onsen.com/common/ranking
草津温泉の玄関口に位置する道の駅。ドイツの街並みをモチーフにしたおしゃれな建物が目印です。観光総合インフォメーションやゆったりと森林浴のできるやすらぎの森などが併設しています。”草津の旅”はここから始まります。
特産ショップでは、地酒・地ビール・ワイン等の販売や、花豆を使用したオリジナルロールケーキ、純度100%国産天然はちみつなど地元の特産品が販売されています。
電気自動車急速充電器、身障者用駐車場、24時間利用可能なトイレ。他にもバイク用の駐車場や無料休憩コーナーなど利便性も考慮されています。
この道の駅から草津温泉のシンボル”湯畑”へは車で5分ほどで到着します。
立ち寄りスポット6 「愛妻の丘」
所在地:群馬県吾妻郡嬬恋村田代 字大横平2000の内
公式サイト:https://tsumatabi.com/spot/spot_7/
絶景に向かって「愛してるよ~!」と妻に叫ぶ。それが”愛妻の丘”
嬬恋村を「愛妻家の聖地」として、世界的に有名にした聖地の中の聖地らしいです。他の観光スポットと違い、ここは「見る」ではなく「叫ぶ」観光スポットになります。雄大な浅間山に向かって、普段は妻には言えない「愛してる」の言葉を放つとき、誰もが新婚時代にタイムスリップする奇跡の瞬間が訪れるかもしれません。
毎年9月には「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(通称:キャベチュー)」を開催しているそうです。照れ屋のダンナさんも、このイベントに参加して叫びましょう。
フフフ… 何だかハズいですね…
立ち寄りスポット7 「麺 GAKU」
所在地:長野県伊那市西春近小出島区2878
電話番号:0265-73-4645
営業時間:11:30~14:00、17:30~20:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、第1、3火曜日
駐車場:ニシザワ春近食彩館との共有
席数:カウンター5席、テーブル(4人)2席、テーブル(2人)1席
本日の注文
・魚介&鶏がらのWスープ中華そば 大盛り(900円)
・ライス(200円)
・豚なんこつ(650円)
スーパー「ニシザワ春近食彩館」内にある店です。店名とメニューを一新してオープンしました。手抜きのないラーメン作りとコストパフォーマンスの良さが魅力です。あっさり醤油から味噌、塩、こってりまでメニューが豊富で、オリジナリティにあふれたラーメンを食べることができます。
カウンター席にはコロナ感染対策としてプラスチックの仕切りが設けられています。それでも、そこまで店内は広々としているわけではないので、厳密に3密回避というわけにはいかなそうです。
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