新年、あけましておめでとうございます!
2022年が始まりました。去年は目標としていたQYLDでの月1万円配当収入が達成した年になりました。もっとも、12月配当金からですけどね。
小さなことではあるものの、1つの目標が達成したことは気持ちのいいものです。後述しますが、今年は次の目標に向けて邁進してまいります。
ここで、どうやら目標達成の障害になりそうな話題がでてきました。投資家の方々にとっては言うまでもありませんが、金融所得課税の強化についてですね。
前回も同じようなことを言いましたが、手取り14万円プレイヤーの元酒屋にとって金融所得は数少ない家計の助け。「やるなら金持ちだけから取ってくれ!」というのが正直な気持ち。
とはいえ、この場で言っても仕方がない話。その時にまた考えるとしましょう。今はとにかく、次なる1手である「XYLD」での月1万円の配当収入を目指すだけです。
それでは投資家生活3年目、2021年12月末時点での資産状況を公開します!
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金融資産公開 ~2021年12月末 資産状況~
前回は10月末時点の資産状況を公開しました。この頃はまだまだQYLDで月1万円配当収入を目指していました。それでもあと少しのところでした。
さあさあ、あれからわずか2ヶ月しか経っていませんが、一応それなりに変化したこともあります。株をどの程度保有していれば、いくら収入が得られるのか1つの参考になるかと思います。
それでは、保有資産を公開していきましょう。こんな感じになりました。
2021年12月末 保有資産評価額
内訳
・保有資産評価額 … ¥9,582,248円(+1,769,011円)
・預り金 … 4.73$(544円)、262円
各銘柄の評価額
銘柄 | 株数 | 評価額 |
VYM | 111株 | ¥1,431,037円(+425,207円) |
HDV | 164株 | ¥1,904,346円(+400,807円) |
SPYD | 467株 | ¥2,258,355円(+754,476円) |
QYLD | 790株 | ¥2,022,963円(+20,687円) |
XYLD | 10株 | ¥58,329円(-125円) |
SDIV | 660株 | ¥930,906円(-70,053円) |
つみたてNISA(2年11ヶ月)
銘柄 | 評価額 | 損益 | リターン |
楽天VT | ¥976,308円 | +238,012円 | +32.23% |
円安の影響か、プラス幅が大きくなりました。10月の時点では、為替レートは終値1ドル113円でした。それが今や1ドル115円の状態です。
実はQYLDなのですが、ドル建ての評価額だと含み損の状態です。それが数円の違いで円建ての評価がプラスとなるのだから、為替リスクというものは小さく考えていいものではありませんね。
今月からは「XYLD」の買い付けを始めました。
運用会社はグローバルX。SDIV、QYLDと同じ運用会社です。後述しますが、この度QYLDでの月1万円の配当収入という目標を達成したため、新たに買い付けを開始しました。
全体感で見れば、まずまずという資産状況です。ETF銘柄についてはインカム目的で購入したもの。配当収入があればそれでよし。含み損になっても配当金がきちんと出してくれるのであれば、売却予定なし。
ETFの評価額1000万円まで、あと約140万円ほど。1つの区切りともいえる1000万までもう少し。ひょっとしたら再来年には達成しているかもしれません。
配当管理アプリによると、現在のポートフォリオの配当利回りは5.88%。1000万まで到達すれば、年間配当金約50万(税引き前)をゲットできます。これはかなり大きな数字です。
今後もじっくりETFの買い付けを行っていくとしましょう。
2021年12月 配当収入状況
銘柄 | 12月配当金 | 2021年累計額 | 配当利回り |
VYM | 74.73 $(約8,594円) | 246.54 $(約28,352円) | 3.75 % |
HDV | 123.69 $(約14,224円) | 406.35 $(約46,730円) | 3.78 % |
SPYD | 42.74 $(約4,915円) | 501.61 $(約57,685円) | 5.45 % |
QYLD | 114.38 $(約13,154円) | 317.58 $(約36,322円) | 11.86 % |
SDIV | 47.36 $(約5,446円) | 384.56 $(約44,224円) | 6.73 % |
12月の入金ベースでの配当金状況です。配当利回りは配当管理アプリを使い算出、税引き前の状態です。為替レートは12月末時点を採用し、1ドル115円で算出しています。
注目していただきたいのはQYLDの配当金。この度、目標であったQYLDでの月1万円配当収入を達成しました!
QYLDの買い付けを始めたのは今年の4、5月あたりだったでしょうか? ここまで長い道のりでした。
受け取る配当金をQYLDへ再投資。副業がイマイチ軌道に乗らない中、極力浪費を我慢し投資資金を確保してきました。そんなこんなで達成した月1万円の配当収入。
ワーイ♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪ワーイ
腹の中が小躍りしています! しかしながら、世の中何が起こるか分かりません。QYLDはナスダック指数が上昇するだろう、ナスダック銘柄を買う人間がいるだろうという前提で成り立っているETF。油断はできません。
もう一つ、嬉しいこともあります。SDIVの配当金がコロナショック前の水準に戻るかもしれないという点です。
SDIVは世界の高配当株へ投資するETF。コロナショック以降、配当金が低迷していました。それが今年終盤に入り、わずかではありますが以前の水準に戻りつつあります。
SDIVについてはこちらをご覧ください。
リスクを取り過ぎてしまったか?!~SDIVに投資開始~そんなSDIVですが、実は配当金を含めたトータルリターンは含み損の状態です。売却予定なし、永久保有の腹積もりとはいえ、証券口座のマイナスを眺めるのは少々キツい。こんな感じになってます。
銘柄 | ドル建て評価額 | 損益 |
SDIV | 8,469.56 $ | -694.87 $ |
ドル建ての評価額になります。それでもなるべく気にしないようにしています。株式投資の世界で最もトータルリターンが大きい人物は死んだ人間という一説があります。
つまり短期的に売買せず、超長期で保有していることこそトータルリターンは大きくなるということ。
現状、追加購入も売却予定もなし。いずれはトータルでプラスになるときも来るでしょう。他の銘柄にも言えますが、多少のマイナスに狼狽することなく、どっしりと構えることとします。
そのためには、もっとメンタルを鍛えねば!
おまけ ~企業型DC(8ヶ月目)評価額~
こちらも公開したいところですが、今回はお休みです。というのも、システムサービスが年末年始とメンテナンス作業に入るため、確認できなかったのです。
最後に確認したのは11月末のころ。その時はトータルリターン+4.45%、運用利回り4.11%でした。
これは老後生活に向けた自分年金。じっくりと積み立てしていくとします。
次回の資産公開でどうなったかまた公開しようと思います。
2021年12月のまとめ
米国はじめ、世界の先進国では金融緩和縮小が発表されましたね。イギリスでは先進国に先駆けて政策金利の引き上げを発表しました。
一方、我らがジャパン銀行の黒田総裁は「金融緩和を続ける! インフレが起こるその日まで!」という状態。
こういう時、株式市場でどんな影響が出てくるのか、じっくりと勉強していきます。
結局のところ、自分がやっていくことは何も変わりありません。つみたてNISA、企業型DCの積み立て購入を続けていく。高配当ETFの買い付けをせっせこ行っていくだけです。
時に、楽天グループではポイント制度の改悪が続き、ネット上では何かと話題になっています。これに対する私自身の心境としては「うん、だから何?」といったところ。
私自身、楽天証券・楽天カードを活用してつみたてNISAの購入をしています。他にも楽天モバイル、楽天銀行などなど活用していますが、ガッツリ楽天経済圏を利用しているわけではありません。
ポイント関係はあくまでも”おまけ”として考えています。自分にとって、管理・利用しやすいサービスを選んでいるだけ。貰えるものがあるなら、貰っておこうというスタンスです。
SBI証券では最近「Vシリーズ」として、新たなファンドを立ち上げていますね。さらに「投信お引越しプログラム」と称したキャンペーンも打ち出しています。
直近では楽天VTのSBI証券版ともいえる「SBI・V・全世界株式インデックスファンド」を発表しました。(以下、この記事では仮に「SBI・VT」と表記します)
楽天ポイント制度の改悪が続く中、楽天証券から顧客を移住させようという意識が見えてきます。前述の通り、私は楽天経済圏にガッツリ利用してはいません。現状、乗り換えるほどではないので様子見です。
また、「SBI・VT」にも疑問符がつきます。
SBI証券ではすでに「SBI・全世界株式インデックスファンド(雪だるま)」があります。楽天VTとは純資産額でトリプルスコアと大きく離れていますが、こちらの扱いはどうするのでしょうね?
「Vシリーズ」をブランド化し、「雪だるま」は撤退してしまうのかと勘ぐってしまいます。今回SBI・VTの発表で一番乗り換えを検討することになるのは、雪だるまを積み立て購入している人だと考えています。
私はそのまま楽天VTの購入を続けます。
楽天VTにしたって高い信託報酬のぼったくりファンド、まるでパフォーマンスが悪いハズレファンドというわけではないはずです。
他を圧倒するパフォーマンス結果を出す。あるいは、信託報酬を大きく引き上げるといった発表がない限り、今あるファンドを信じて購入を続けるだけです。
時代が変われば、良いとされるサービスも変わるもの。
それでも短期間に次々とファンドが登場するなかで、新しいものに目移りする。自分が今購入しているファンドをやめ、新しいものに飛びついてしまう。
投資家3年目の経験浅い私が言うのもなんですが、そういう人は長期投資に向いていない人ではないかと考えています。
目論見書・運用報告書をきちんと理解し、他と比較する。ファンド乗り換えを検討するのはこういう時ですね。とりあえず、「今年発表したVシリーズはすぐに飛びつくものではなく2、3年様子見する」という結論です。
インデックス投資は自分が考える将来像を描き、どっしり構えていきましょう!
2020年12月は何をしていたのか?
それでは昨年12月、過去の自分は何を考えていたのか振り返ってみます。資産運用ノートは2冊目。この頃はパソコンを買い替えた時期でした。
今となっては完全に自己満足。趣味で行っているブログですが、この頃はまだまだブログ収入を諦めていないようです。
┐(´д`)┌ ヤレヤレだぜ…
それではノートの内容を公開します。
2020年12月12日(土)
もともと使っていたパソコンが亡くなった。約10万円で新しいパソコンを購入。今月はいろいろ出費が激しい。浪費に注意。
タンス預金の11万がある。もともとは来年のバイク車検に使う予定だった。しかしそれまでの間、価値を生まない死金となってしまう。米国ETFの投資に回す。バイク車検の費用は来年の配当金(2021年3月、6月、9月)の費用でまかなう。
会社下期ボーナスが支給された。コロナの影響で会社上期は赤字とのこと。支給されるだけありがたい。ボーナスは今月の出費赤字分を補填し、残りは米国株投資にまわす。
年度 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 |
支給額(円) | 98,606 円 | 139,733 円 | 143,859 円 | 143,851 円 |
前年比(円) | – | +41,127 円 | +4,126 円 | -8 円 |
増減率(%) | – | +1.42 % | +1.03 % | -0.99 % |
ブログの広告が表示されないトラブルが発生している。早いうちに原因を調べる。分からなければ、気長にブログ更新を続け、Googelの連絡を待つ。
米国ETFはHDV、SPYDを中心に購入する。それぞれ同金額の投資額となるように購入する。今回、タンス預金の11万は一括投資ではなく来年1月と2月に分けて投資する。
途中株価暴落が発生すれば、VYMの方に一括投資する。
2020年12月24日(木)
ブログ広告の件は、何だかわからんが解決した。引き続きブログを続ける。
米国高配当ETF12月分の配当金が入った。配当金は全てSPYDへ再投資する。またそれぞれYOCを計算してみる。
YOCとは、初期投資資金に対する配当金の利回りのことを指す。計算や、配当金の状況は以下の通り。
VYM(21日) | HDV(14日) | SPYD(18日) | 合 計 | |
分配金(1株) | 0.8096 $ | 0.9232 $ | 0.6066 $ | 2.3394 $ |
保有株数 | 111株 | 126株 | 419株 | 652株 |
入金額(税引) | 64.46 $ | 83.45 $ | 182.29 $ | 330.2 $ |
日本円換算 | 約6639円 | 約8595円 | 約18775円 | 約34010円 |
2020年累計分配金 | 174.07 $ | 212.53 $ | 316.29 $ | 702.89 $ |
2020年日本円換算 | 約17929円 | 約21890円 | 約32577円 | 約72397円 |
YOC計算 = その年に得られた配当金 ÷ 株を取得するための費用 × 100
VYM = 1.5681 ÷ 83.7418 × 100 ≒ 1.87 %
HDV = 1.6867 ÷ 82.4403 × 100 ≒ 2.04 %
SPYD = 0.7548 ÷ 28.9991 × 100 ≒ 2.60 %
2020年12月27日(日)
来年の予算計画を立てる。手取り基本給から、おおよその予算を立て、どの月がお金を使いやすいか考えてみる。
年明けから為替相場に注目。ザイでは1月、3月に円高をつけると予想する人が多い。また、米国NYダウ、ナスダックは3年末に株価下落と予想。
次回株価暴落時、ARCCの購入を検討する。ハイリスク・ハイリターン商品だが、ポートフォリオのトッピングにいいかもしれない。3月の最安値は7.9$。
2022年1月の運用方針
以上の結果を踏まえて、2022年1月の運用方針を発表します。
生活スタイルとしては、ほとんど変わりません。ですが、将来の資産形成に向けて思わぬ資金が手元にあります。これを活用して、老後生活に向けた投資を行っていきます。
新たにインデックスファンドの購入を開始
まず今月から「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」を月1万円での積み立て購入を開始します。
このファンドはMSCIオールカントリーワールドインデックスに連動。世界の中型~大型の約3000銘柄で構成されるファンドになります。運用会社は三菱UFJ国際投信。
eMAXISシリーズとしては、他に「米国株式(S&P500)」、「先進国株式インデックス」、「バランス(8資産均等型)」が有名ですね。公式ページには”とことんコストを追求する投資信託”とうたっています。
自分の財布事情を改めて整理してみた所、それなりにまとまった金額を用意することができました。これらは私自身が築き上げた資産ではありません。つまり、このお金は…
それはさておき、このお金。全く使う予定のないお金です。
高配当株投資は売却予定なしとはいえ、やっぱり暴落時の精神的ダメージはかなりのもの。そこで資産の最大化をねらい、インデックスファンドへ投資をすることにしました。
ファンドは楽天VTも頭にありました。でもこちらはすでにつみたてNISAで購入しています。
同じファンドに集中させるのもどうかと思い、2021年ファンドオブザイヤー2連覇をしたeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)にしたという次第です。
これでインデックス投資はつみたてNISA(楽天VT)、企業型DC(DCダイワ外国株式インデックス)と並び3本目。
一つ一つは少額です。それで20年~30年を見越してじっくりと長期投資を行う。ここに公的年金が加われば、老後の生活資金としては十分まかなっていけると予測できます。
目指せ! XYLDで月1万円配当収入!
さて、これで老後生活に向けた資産形成は整いました。後は今の生活を良くするためのキャッシュフローを作らなければいけません。
くどいようですが、目標であったQYLDでの月1万円の配当収入が達成しました。次なる1手として、XYLDでの月1万円の配当収入を目指します。
運用会社はQYLDと同じく「グローバルX」。
XYLDはQYLDと同じくオプション取引のETFになります。運用方法としては全く同じことをしています。両者の違いは投資対象として考えている指数にあります。
QYLDがナスダックに対し、XYLDはS&P500に上場している企業に対しオプション取引を行います。
配当利回りだけを考えればQYLDに軍配が上がります。しかし、もっと幅広い企業に対して分散をかけた方がいいと思いXYLDに投資することにしました。
もっともこのETFでやっている「カバード・コール戦略」。銘柄を変えたからといって、それが分散投資になるかというとそうはならないだろうというのが投資系YouTuberの意見。
っていうか、未だにカバード・コール戦略がチンプンカンプンだったりします…
まあいいでしょう。とにかく言えるのは、XYLDはS&P500指数が上昇するだろう、S&P500上場企業の株を買う人間がいるだろうという前提のもとで成り立つETF。
この辺もQYLDと何ら変わりありませんね。
おそらくXYLDで月1万円配当収入となると、約200万円の投資元本が必要になってきます。私にとっては100万円でもかなりの大金です。
これから受け取る配当金を全てXYLDへ再投資。ひたすら浪費を我慢して節約生活に励む。副業収入を投資に回す。
結局のところ、今後も変わり映えしない生活が続きそうです。
2022年がスタートしました。世の中はまだまだコロナ関連での話題が尽きません。多分、この先延々と付き合っていくことになるのでしょう。
最近、「健康こそ最高の富」という動画を拝見しました。健康であることこそ全ての基礎であり、資産形成だけでなく人生において重要なことであると説明されています。
反論の余地なく、賛同できる内容です。
幸い、2021年も病気・ケガとは無縁でいられました。2022年も同じように過ごせるよう、予防できることはきちんと行うようにしていきます。
まずはサボっていた歯医者に行くことからかな…
それでは今回はここで終了とします。ネガティブな話題が尽きない世の中ですが、皆さんも何か良いことがあることを願っています。
それでは、今年もブログ「元酒屋のしゃべり場」をよろしくお願いします!
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