年に1回の楽しみが奪われた! この恨み、はらさでおくべきか!

   

「夏祭りは中止になりました」

 朝礼で大ショックを受ける連絡が入りました。この日があるだけでも、この会社で働いている意義があるというもの。それが、中止になっただと!

 その原因は言うまでもありませんね。コロナ感染者の急激な増加にあります。

 思えば、今年こそはと考えていた地域のお祭り的なイベントも、次々と中止になっています。今年の夏も、何だか寂しい夏になりそうです。

   

 で、話を戻します。

 勤務先では、毎年7月末あたりに夏祭りを開催しています。これは新入社員の歓迎会も兼ねている社員同士の交流会めいたことです。

 うちの会社も、従業員規模はそれなりにあります。やっぱり所属部署の関係上、普段関わることのない社員がいるものです。私自身、自分の関係する部署以外の社員のことは全く知りません。顔と名前すらろくに知りません。

 そんな中で、この夏祭りは社員同士が知り合う貴重な時間です。

 それが… 中止だと!

  

 ちょっとだけ打算的なことを言います。

 個人的にこの夏祭りでの楽しみはタダでメシを食い、オチャケを飲めることにあります。全ての費用は会社持ち。自分の懐具合を気にすることなく、メシを食う。人の金でオチャケを飲む。

 最高だ!

 さらに、この夏祭りでは”大抽選会”なるイベントがあります。ザックリと言うなら、特別賞、1~5等まで景品を用意してあります。そして、抽選で当たった人が各等の景品をゲットする。実に単純明快なイベントです。

 で、特別賞や1等ともなると自社製品、また自社で一部製造している製品をタダでもらえます。

 元酒屋の記憶になる中では、過去最も高額な商品は空調機器だったと思います。あれは抽選の瞬間はとにかく周囲が荒れに荒れましたね。管理職クラスが抽選に当たった時は、ブーイングの嵐。部下に譲るということで、抽選やり直しが何度か発生しました。

   

 しかし、年に1度の夏祭り。これが中止となったならば、この先何を楽しみにして労働に励めというのだろうか? 夏祭りなくして、クソ暑い職場での労働。実にキツイ。

 このキツさが許されるのだろうか? いや、許されない(反語)。

   

 会社側に抗議の意見を届けようかと思いましたが、決まってしまったものは仕方がない。それに従います。ああ悲しきかな、下っ端の一般社員。意見は言えても、最終的な決定権限を持っていません。困ったものです。

 唯一の救いといえば、その夏祭りは完全に中止になったわけではないことにあります。つまり、正確には夏祭りは”中止”ではなく、”延期”ということです。予定では、9月まで開催を引っ張るようです。

 その時には、少しはコロナ騒動も治まっていることを願います。

   

 このコロナ騒動のおかげで、県内でも各種イベントが中止になっているケースが多くあります。人を呼ぶイベントはできないので、花火だけでも上げてしまおう。そんな自治体も存在します。

 人と人との絆を奪ってしまうコロナが憎い! この恨みはらさでおくべきか!

 いつか、この時には、来年こそは。いろんな感情が目まぐるしく変化しています。どうなれば治まるのか、素人にはわかりませんが、いつか人を呼べるイベントが大々的に開催できる日を心待ちにするだけです。

   

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