世間は大雪警報発令、でも実際は…

久しぶりな雪景色

久しぶりに雪が降りました。「雪が舞う」程度ならばありましたが、積もるほどの雪が降るのは久しぶりです。退社するとき駐車場に行ってみれば、車がすっかり雪に埋もれていました。

記憶にある限り2017年の冬以降、全く使用していなかったスノーワイパーが大活躍。もはや使う機会はないだろうと思っていましたが、捨てなくてよかった。

寒い中、帰路につきながら思います。「家に帰ったら雪かきの仕事が待っている」のだろうと。ちなみに私は車の冷暖房は付けない派です。理由は単純で、車の燃費を少しでも良くするためです。

さてはて帰宅したわけですが、雪かきをする必要はありませんでした。本音を言えば予想通り。雪なんて積もるほど降ることはない。自宅で最後に雪かきをしたのはいつのことやら…

小学校の頃は雪かきをサボり、雪だるまを作って遊んだものです。雪かきを手伝わないことに父親からゲンコツを受けたことがあります。そして泣きじゃくる。

中学は友達と休日の学校へ行きました。校庭中の雪を集め、カマクラ作りに興じました。あまりにも巨大、本格的なものだったがために、後で先生に注意を受けました。

今どきの地元小中学生は雪遊びをしたことがあるのだろうか。多分ないのでしょう。何故ならば、積もるほど雪が降らないから。

正確には山のさらに標高が高い地区に住んでいる人なら、多少は雪遊びを心得ています。そこから少し山を下りてしまえば、たちまち雪は見当たらなくなる。雪が降ること自体が珍しい。

近場のスキー場は、ここ数年雪不足に悩まされているそうです。今年についてはその心配はなさそうです。だというのに、コロナ騒動で客足が伸びず。何とも不運が続きます。

自宅周辺に雪が積もらないというのも、良いところはあります。出勤準備のために、雪かきをしなくて済みます。あまり積もっていると、車が出せません。普段より1時間は早く起きて作業をする羽目になります。

だが、今はその必要がない。起床時間は変わりません。冬は布団の中から出ていきたくない。ギリギリまで寝ていたい。ゴロゴロしていたい。これが冬の幸せと言わずして何と言う。

とはいえ、全く降らないのも寂しいもの。子供達にも雪遊びをしてもらいたい。自分自身も、もう一度巨大なカマクラを作ってみたい。雪だるまを作ってみたい。スキーにも行きたい。スノボーは怖いからいいや。

降ってほしいけど、降りすぎても困る。

そんな手前勝手な考えを持ってしまう、今日この頃です。

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