投資家生活2年目のアラサー男、2020年金融資産大公開!

2021年がスタートしました。昨年は11月頃からワクチン開発のニュースが入り、株価は軒並み急上昇。「バブルじゃないか?」と騒がれるほどです。

今回は、投資家生活2年目のアラサー男の金融資産を公開します。今後の方針についても考えていきます。

金融資産公開~2020年12月31日時点の資産状況~

まずは2020年12月31日時点の金融資産を公開します。こんな感じになりました。

金融資産合計:¥4,220,753円

内訳

  • 保有資産評価額:¥3,993,701円(+199,666円)
  • 預り金:円貨223,919円 、外貨:30.41$(約3,133円)

各銘柄の評価額

・VYM(111株):¥1,034,845円(+29,015円)

-購入平均額…83.74$

-購入最安値…77.74$

HDV(126株):¥1,130,543円(+16,283円)

-購入平均額…82.44$

-購入最安値…70.25$

・SPYD(429株):¥1,432,631円(+97,458円)

-購入平均額:29.09$

-購入最安値:24.54$

 

つみたてNISA(2年目)

・楽天VT(314,478口):¥395,488円(+57,188円)



2020年資産運用の総まとめ

2020年3月はコロナショックと言われる株価大暴落がおきました。私にとって、投資家デビューしてから初めての暴落局面です。

保有銘柄は全て大きく含み損。どうすればいいのか分からず、ただ頭が混乱していました。積み立てNISAも大きく含み損になっていることに恐怖を抱き、売却してしまおうかと考えるほどでした。

この時、購読していた投資本は、「インデックス投資で一番やってはいけないことは、暴落時に投げ売りすること」とありました。それについても疑ってしまい、「本当は損切したほうがいいのでは?」と思い始めました。

結局、何が正しい行動なのか判断がつきませんでした。売却・購入と何も出来ず、ただ時間が過ぎるのを待つばかりです

その後の株式市場の動きは皆さんも知っての通りです。大幅な金融緩和で3月以降、株価はひとまず落ち着きました。アメリカ大統領選が終了し、11月頃ワクチン開発進展のニュースがありました。以後、株価は急上昇。日経平均も2万7千円台で2020年は終了しました。

3月の暴落時に何も行動できなかったことは、結果的には良かったのだろうと思います。成功ではなくても、失敗ではない。とりあえずは含み益で終了したので、良しとします。



今年の株式売買状況

銘柄を買い入れに走ったのは5月下旬から6月上旬にかけてです。購読している雑誌で「米国株に2番底はこないだろう」と予想するアナリストのコラムが掲載されていました。

その予想にかけて、米国高配当ETF(VYM、HDV、SPYD)の大幅購入を行いました。

3月の時点では、日本株も保有していました。7月にこれらを全て売却しました。もともと入金力が弱いので、100株単位での購入はなかなか出来ません。1株から購入が出来る米国株に専念するようにしました。

ただ、後で調べて分かったことです。SBIネオモバイル証券はじめ、証券会社によっては1株から購入が可能なようです。

それでも後悔はしていません。自分の生活スタイルの関係上、個別銘柄の選定に時間をかけることが出来ません。今後は、米国ETFの購入を行っていきます。



今年の資産運用の反省点

今年は初めての暴落局面を経験しました。それから、現在に至るまで金融政策の状況を踏まえると次の反省が挙げられます。

  • つみたてNISAは続けることが大事
  • 大型株の値下がりには理由がある
  • 暴落時こそ買い時である

つみたてNISAは続けることが大事

全ては購読していた投資本の言うとおりになりました。もし3月の暴落時にビビッて売却に走る、または株式積み立て購入をやめていたら、今のような含み益はなかったと思います。

改めて、インデックス投資の特性を確認しました。インデックス投資は市場の平均値を狙ったリターンを得ることが肝心である。積み立てた投資金額の最大化を目的とした投資方法である。

同じ投資資金でも、株価上昇局面は多く買い付けが出来ない。けれども、暴落局面ではその分多く買い付けが出来る。そうやって投資額の平均化(ドルコスト平均法)を図っていること。

大勝ちはしないが、大負けもしない。

暴落時こそ、チャンスと考えて続けることがインデックス投資を成功させるコツだと考えさせられました。後は目論見書で狙った通りの運用が出来ているか確認するだけです。

大型株の値下がりには理由がある

前述の通り、3月の時点では日本株も保有していました。どれも高配当をウリにした銘柄です。保有していた銘柄は次の3つです。

  • 三菱フィナンシャルグループ
  • 新日本建物
  • 夢真ホールディングス

これらを購入したのは2019年12月頃のことでした。高配当という言葉につられ、購入を検討しました。しかし、自分なりに考えてのことでもあります。全て2020年東京オリンピックを見据えてのことでした。

「ビッグイベントには、お金が大きく動くだろう」

「人が多く集まれば、不動産業も活発になるだろう」

「東京の建築工事で、作業員も多く必要だろう」

きっと配当金だけでなく、値上がり益も狙えると踏まえ、購入しました。言うまでもなく、結果的には大失敗に終わりました。

緊急事態宣言以降、自粛生活が始まりました大きくお金が動く要素はありません。リモートワーク関連によって、都内の不動産はむしろ不必要という考えが出始めました。経済はストップし、仕事によっては人員過多が発生しました。

ここまでは仕方がないと思います。経済雑誌によっては、東京オリンピック終了後は不景気になると予想しているアナリストがいました。

不景気になる原因が「病気が流行ったから」なんて予想している意見はありませんでした。誰が予想できるか!

ただ改めて3銘柄の株価チャートを眺めてみます。3月以前から株価が下落傾向にあったことが分かりました。政府としても景気後退局面に入ったと発表しました。コロナショック以前の話です。

私みたいな初心者が注目していることは、すでに誰かが注目済みなこと。その銘柄が値下がりし続けている時は、「買いやすくなった、ラッキー」ではなく「何か理由があって値下がりしている」と考えること

これらをきちんと踏まえて、投資活動に活かしていこうと思います。

暴落時こそ買い時である

米国高配当ETFの大幅購入に走ったのは5月下旬から6月上旬にかけてのこと。2番底は確かに来ませんでした。けれども、3月の絶好の買い時を逃したともいえます。

投資家デビューした当初は、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙った投資を行っていました。それも数週間単位でトレードを行うスイングトレードです。すぐに自分には向いていないと悟りました。

今では、配当金狙いの投資1本です。購入銘柄は基本的に売却する予定はありません。売却しないのだから、含み損でも気にする必要はありません。となると、暴落局面でどれだけ狙った銘柄を多く保有できるかが肝になってきます。

3月に購入に向かうことが出来なかったことが、利益をそこまで出せなかった原因です。初めての暴落局面で頭が混乱していたとはいえ、非常に惜しいことをしてしまいました。

こういう時に買いに走れる勇気が必要と学びました。幸いにして、今はバブルじゃないかという声があります。ひょっとしたら2021年の間にもう一度暴落が発生するかもしれません。

今度は購入に迎えるようにメンタルを鍛えておきます。大幅に購入が出来るように、キャッシュを貯めておくとします。



今後の資産運用の方針

以上、2020年の投資状況を考え、今年の方針を決めました。次の3つになります。

  1. 何があろうとつみたてNISAは続ける
  2. HDV、SPYDを中心に積み立て購入を行う
  3. 暴落局面が来たらVYMとARCC(エイリス・キャピタル)を大幅購入する

積み立てNISAについては、とにかく続けます。投資本で学んだ通り、インデックス投資は続けることが重要。市場の平均値を狙った投資方法です。

もともと老後資金を目的として始めました。20年も続けていれば、暴落局面も何度か経験することでしょう。ビビらず、気長に続けようと思います。

米国高配当ETFは、HDVとSPYDを中心に積み立て購入をしていきます。本当は暴落時に仕込みたいものです。かといって、いつ来るか分からない暴落を待っていたら、それはそれで投資機会の損失になります。

この2銘柄を一気に購入せず、月2万円ずつでも積み立て購入していこうと思います。配当金については、全てSPYDへ再投資します。

さて、いよいよ本当にもう一度株価暴落が発生したとします。その時はVYMとARCCに大幅購入に走ります。

VYMは2020年の配当金を見ても、やはり安定しています。株価暴落からの回復も1番早いものでした。今は株価が高くなり、手が出しにくいです。こういう安定配当を出せる銘柄こそ、暴落時は買いに走ろうと思います。

そしてARCC(エイリス・キャピタル)です。こちらは普段から利回り9%前後が狙える超ハイリスク・ハイリターン銘柄です。金融危機にはめっぽう弱い。

それでもリーマンショック時には破綻せずに生き残った銘柄です。株価暴落時に仕込めば、高い配当・値上がり益を狙えます。

ポートフォリオに軽くトッピングする感じで、購入に走ろうと思います。それまで、どういう銘柄かもう一度調べなおし、検討していきます。

2021年は本当に金融危機は訪れるのか注目です。とにかく、自分のリスク許容度をきちんと把握し、投資活動を行っていきます。

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