これがバブル景気なのか?!~投資家生活2年目2021年3月金融資産公開~

これがバブル景気か⁈

そう思わずにはいられません。買った銘柄がどれも値上がりし、しっかりと含み益をもたらしています。

もっとも、配当金目的で売却予定のない元酒屋にとっては、嬉しさ半面悲しさも。

株価値上がり・利回り低下で、なかなか新規購入がしにくい状況です。

そこで、新たに別のETFを購入したわけですが、どうなることか…

前置きはここまでにし、投資歴2年目2021年3月末の金融資産と、4月の方針を公開します。

金融資産公開~2021年3月末時点の資産状況~

まずは2021年3月末時点の金融資産を公開します。こんな感じになりました。

資産合計 ¥6,369,790円

 

内訳

・保有資産額評価額 ¥6,340,912円(+1,083,643円)

・預り金 円貨0円、外貨261.04$

 

各銘柄の評価額(米国株)

銘柄 株数 評価額(損益) リターン
VYM 111株 ¥1,243,097円(+237,267円) +23.5%
HDV 154株 ¥1,618,176円(+221,401円) +15.8%
SPYD 429株 ¥1,831,017円(+495,844円) +37.1%
SDIV 660株 ¥1,011,998円(+11,039円) +1.1%
SJNK 16株 ¥48,349円(+70円) +0.1%
ARCC 11株 ¥23,036円(+1,663円) +7.7%

 

各銘柄の評価額(日本株)

銘柄 株数 評価額(損益) リターン
1360 10株 ¥10,130円(-448円) -4.2%

 

つみたてNISA(2年目)

銘柄 評価額(元本) 損益 リターン
楽天VT ¥55,960円(¥438,299円) ¥112,661円 +25.7%



2021年3月のまとめ

先月に引き続き、株価が好調、含み益が膨らんでいます。かつての株価暴落が信じられない状態です。

全体で含み益が約100万円。けっこうなことです。

ただ、前述の通り、嬉しさ半面、悲しさも。株価が値上がりし、買いにくい状態です。

そんな中で、3月に資産形成で新しく始めたことは次の5つになります。

・企業型DCの加入手続き

・個人年金保険の解約手続き

・SDIVを新規購入

・SJNKを新規購入

・日本株ETF「1360」を新規購入

企業型DCの加入手続き

企業型DCの加入手続きを行いました。4月給料分(5月支給)から、給与天引きで積立て開始です。

「DCダイワ外国株式インデックス」を月1万円で積み立てていきます。

当初はiDeCoで積立て投資をするつもりでいました。

申請書も用意し、会社に提出しました。

ところが規約の関係で、iDeCoに加入することが出来ないと言われてしまいました。

一応、iDeCoも法改正がされ、2022年10月から自分の意志で加入できるようになります。

ただ、積立て投資は始めるならば早い方がいい。2022年を待たず、企業型DCに加入するようにしました。

現時点では、2022年になってもiDeCo加入はしないと思います。

企業型DCは、会社が掛金を払うことが一般的ですが、元酒屋の勤務先では掛金は従業員の給料天引きで支払います。

流石に企業型DCとiDeCo両方に加入するほどの資金(給料)はありません。

ちなみに、iDeCoは楽天証券で楽天VTを購入するつもりでいました。

SBI証券でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)にも魅力を感じていましたが、やはりもう少し地域と銘柄を分散世帯と考えました。

この場合積立てNISAと商品が重複し、集中投資になってしまいがちです。

それを承知で、楽天VTを購入するつもりでした。

さて、今回企業型DCで購入するのはDCダイワ外国株式インデックスです。

設定日は2003年のこと。15年を超える運用実績があります。

リーマンショックはじめ○○ショックと呼ばれるものを経験しているファンドです。

純資産額の増加が鈍いところが気になりますが、このファンド1本で積立てを行います。

来年度から企業型DCの積立て開始~DCダイワ外国株式インデックスの評価~

個人年金保険の解約手続き

2014年から加入していた個人年金保険を解約しました。

利回りが1.23%と低いこと、インフレリスクに対応できないことが主な理由です。

また、企業型DCに月1万円の積立てを開始するにあたって、個人年金と両方行えるほどの収入はありません。

他、個人年金保険には、死亡保険も付帯されています。

ただ、死亡保険とは自分が死んで残された人が経済的に困らないようにするための保険です。

現状、独身であり、今すぐ死んだところで経済的に困る人間がいない元酒屋にとって意味のない保険です。

節税という面でも、いまいちです。

個人年金保険の場合は、生命保険料控除が適用されますが、上限額が4万円まで。

月1万(年間12万円)を積み立てている身としては、節税メリットが薄いと感じます。

それに引き換え、企業型DC・iDeCoは小規模企業共済等掛金控除が適用されます。こちらは掛金の全額が控除されます。

節税面でも企業型DCの方が大きなメリットが得られます。

楽天証券に「積立かんたんシミュレーション」というサービスがあります。

こちらで今回積立て開始する企業型DCの商品をシミュレートしてみました。シミュレーション上では、個人年金の方がリターンに劣ることが分かりました。

以上のことから、個人年金保険の解約を決めました。

無論、解約返戻金は、全額戻ることはありません。これに関しては、損切りだと割り切ることにします。

後は、その解約返戻金で何に投資するか。死金にならないように検討する必要があります。

確定拠出年金は企業型と個人型(iDeCo)どちらにする?

SDIVを新規購入

再三にわたって語った通り、VYM、HDV、SPYDの3ETFは軒並み値上がり・利回り低下で買いにくい状況でした。

そこで、新たに高配当ETFとして「SDIV」の購入を開始することにしました。

運用会社はグローバルX、設定日が2011年と、SPYDよりも運用期間が長いETFです。

資産総額は約876百万$、利回り7.6%。

この銘柄を選択した理由は、地域分散をしている銘柄だという点です。

銘柄の特性は、世界で配当利回りの高い上位100銘柄に投資します。元酒屋にとっても、非常に分かりやすい銘柄です。

VYMら3ETFは、米国市場に投資する商品です。

ポートフォリオの中で、世界分散型の高配当ETFを組入れたいと考えた時、SDIVに目を付けました。

地域別構成として、アメリカに24.76%、南アフリカ9.60%、ロシア7.68%と続きます。

上位がアメリカとはいえ、それなりに地域分散がされていることが分かります。

コロナショック以降、配当金は減配され、まだ以前の水準には戻っていません。この辺は、世界的に経済が回復していないと判断し、我慢するとします。

SPYDと同様、好景気の時こそ威力を発揮するものと考えています。

気になる点として、SDIVの純資産額が低いことが挙げられます。

また、運用会社のグローバルX自体が2008年に創業。

バンガード社らと比べると歴史が浅いうえ、運用資産額も小さいことがあります。

資産運用は資金が多い方が有利、安定した運用が出来ることは常識です。

100万円の投資をしましたが、リスクを取り過ぎてしまったという自覚があります。これ以上は投資することはありません。

とにかく、無配転落・上場廃止にならないことを願うばかりです。

リスクを取り過ぎてしまったか?!~SDIVに投資開始~

SJNKを新規購入

さて、高配当ETFとして、「SJNK」も新しく購入するようにしました。

これはハイイールド債券に投資するETFになります。

運用会社はSPYDと同様、ステートストリート社になります。

運用資産額が約4023百万$、利回り5.16%。

株価がそこそこ安定し、高利回りETFを探している時、ハイイールド債ETFに目を付けました。

ハイイールド債券ETFは、他に「HYG」「JNK」があります。

そちらと比べると、株価が低いこと、去年3月の大暴落の時、値下がり幅が小さかったことが購入の決め手になります。

また、どんなETFなのか詳しく紹介しようと思います。

日本株ETF「1360」を新規購入

この銘柄は、正式名称「日経平均ベア2倍」というETFになります。

シンプレクスが運用しているファンドです。

簡単に説明すると、日経平均株価の日々の変動率の-2倍の値動きになるファンドです。

日経平均株価が下がるときは、2倍上がる値動きをします。

日経平均株価が上がるときは、2倍下がる値動きをします。

株価がどんどん値上がりしている時、これはバブルではないかと思ったものです。

そして、3月に日経平均3万円台に到達した時、今度は値下がりするのではないかと予想しました。

特に東京オリンピック後は、一気に暴落するのではないかと予想しています。

それに備えて、今からベア型ファンドを仕込んでおくのも悪くないと判断し、購入しました。

結果的に、この判断は誤りだったと思います。

結局のところ、欲に駆られて自分の投資方針から外れた行為をしているのです。

自分に値上がり益を狙うような銘柄分析は出来ません。

配当銘柄を購入し、基本的に永久保有する。安定した配当収入を得ることが投資の目的。

値上がり益は積立てNISAでほったらかし投資を行う。

これが元酒屋の投資スタイルであるはずです。

とりあえず、この銘柄は早々に売却することが決定しています。

ムダ金を使ってしまったと反省しています。

一応、こちらもどんなファンドなのか詳しく紹介しようと思います。



過去を振り返ろう~1年前の自分はどうだったかな~

いろんな媒体で、個人投資家の方々の助言を参考にしています。その中に、こんな助言があります。

「必ず、株式の売買記録を取ること」

その時、何の銘柄を売買したのか。売買した理由は何か。結果的にどうなったか。

逐一、記録を取り見返すことで、投資家として自分の成長につながるということです。

元酒屋の場合は「資産運用ノート」という物を作っています。

そこには単に売買記録だけでなく、資産運用に関わることは全て記録するようにしています。

先月から1年前の自分はどうだったか紹介しています。

さて、2020年の3月は何を記録していたのか見てみましょう。

回想1「2020年3月3日(火)

株価の下落が止まらない。

3/3(火)時点で、日経225は21,082円と、ZAI4月号の予想レンジ安値を下回っている。

つみたてNISAも評価額がマイナスになっているが、続けていこうと思う。

 

米ETFのSPYD、HDVを購入しようと思う。

1ドル107.9円と、円高になっていることから、少ない資金で購入できる。

ただし、どこまで値下がりするか判断できないため、ドルコストで時間を分散して購入する。

目標としては、今年1年間でそれぞれ100株ほど保有予定。いっきにまとめ買いだけはしないよう注意する。

 

先週27日(木)に、政府が全国の小中学校を休校にするよう要請した。

(自主規制)村でも、3/4(水)から休校になるとのこと。

ニュースを見ていると、アメリカでも感染が広がっているのではないかと言われている。ZAIの株価予想より、かなり悪い影響となりそうだ。

早く落ち着いてくれればと願っている。

コロナショックの始まりでしたね。

思えば、高配当ETFを仕込むチャンスを完全に逃してしまいました。

回想2「2020年3月10日(水)」

新型コロナウイルスの影響で、ますます株価が下落している。

長期保有として購入した4つの銘柄は、全て含み損。一応、このまま保有するが、配当金の支払い状況によって、売却を検討する。

今後の方針として、個別株はディフェンシブ株を保有し、後はETFでの配当ねらいに切り替えていく。

コロナショックがいつまで続くか分からないため、落ち着くまでは新たな銘柄購入はせず、検討のみにする。

SPYD、HDV、NISA等、積み立て購入は続けていく。

 

もうすぐ四季報2020年2集春号が発売する。iSPEED上で閲覧できる四季報も更新されると思うので、その前に保有銘柄の経営状況を次に記録しておく。

 

(以下、四季報の情報が記されていました)

セクターバランスを考えず、個別銘柄を保有していました。

大きく含み損をかかえていたので、非常に辛い時期でした。

回想3「2020年3月16日(月)

Youtubeにて、SPYDの購入動画を視聴した。その方のSPYDの投資方針は次のとおりである。

  1. これからも積立てを続ける
  2. 保有最安値より下落 → 10株購入(3~4万円)
  3. 保有最安値より上昇 or 平均保有価格より低い → 3株購入(長期化や資金量によっては減少)
  4. 平均保有価格より高い → 1株購入 or 積立て終了

大きな理由として、購入の平均価格を下げるという狙いがある。

その方は、価格が下がった時に大きく積み立て、上がった時に小さく積み立てている。

事実上、現在毎日価格を見て積み立てている状態である。

これを参考にし、SPYD、また、HDVを積み立て購入をしようと思う。

本格的に米国高配当ETFの購入を決めた時期でした。

回想4「2020年3月23日(月)

ZAI5月号が発売された。

今月から「日経マネー」も購入することにする。

ZAIの各アナリスト日経平均予想を読むと、アナリストの予想以上に株価は悪化している。(日経225:16887)

とにかく現時点では月々の積立て以上のことは行わない。

本日、楽天銀行へ110万の振込依頼を行った。

資金は(自主規制)積立てから捻出した。

とりあえず米国ETFのSPYD、HDVを100株ずつ購入できる資金を用意。大事に使用する。

四季報2020年2集春号が発売されたので、保有銘柄の内容を記す。

 

(以下、四季報の情報が記されていました)

これまで投資雑誌はZAIを購入していました。

ここから日経マネーも購入するようになりました。

回想5「2020年3月31日(火)

新型コロナウイルスの影響で、各方面の悪化が止まらない。

アメリカでは、経済対策としての資金投入、ワクチンの臨床試験が始まるためか、大幅な値下がりの報道は聞かなくなった。

今が株価の底値であることを願う

今後の投資方針として、次のルールの下で続けるようにする。

 

積立て投資

  1. 積立てNISAの月々の購入額は、今年12月の購入まで変更しない。引き続き、今年いっぱいは月々¥33,000の投資を行う。
  2. 米国ETFの「SPYD」、「HDV」は、月々10株ずつの積立てを行う。購入日は、毎月1日又は日に行う。ただし、株価が株式を購入した保有最安値より下落した場合、10株を追加で購入する。平均保有価格を下げるようにする。それぞれ100株取得するようにする。
  3. 配当金は、しばらくは再投資に回す

 

個別株

  1. みずほ、三菱UFJの配当金が入ったら、みずほの株式は売却し、銀行株は三菱UFJ一本にしぼる。
  2. 他の2つの銘柄は、期末決算が発表後、多段階配当モデルを使い、保有か売却か考える。
  3. 保有銘柄が、景気敏感株にかたよっている。コロナショックが収まるまで新たな購入は控える。落ち着いたらディフェンシブ株を1銘柄、または、高配当ETFを中心に購入を考える。ただし、個別株はコロナショックが落ち着くまで購入を控える。

多段階配当モデルをまだ使っている時期です。

そろそろ投資本に書かれていることに疑問を持つようになりました。

過去を振り返って~まだまだ日本株にこだわっています~

この時点では、まだまだ日本の個別株にこだわっていた時期でした。

先月も話したかもしれませんが、今にして思えば最高の仕込み時を逃してしまいました。

保有している銘柄にしても、ポートフォリオにおけるセクターバランスを考えていませんでした。

さらに言うなら、楽天証券で日本株を行ったことも失敗したかなと思っています。

大よそ、日本の個別株の売買単位は100株から。

投資資金が少ないうちは、セクターバランスが取れるはずもありません。

後になって、SBIネオモバイル証券の存在を知りました。

こちらは1株単位で日本株を購入可能な証券口座になります。手数料もかかりますが、その分Tポイントが貰えます。

そのTポイントも投資に使えるなど、サービスも良好。

某経済系Youtuber曰く、投資額1000万円以内ならば、日本株はSBIネオモバイルが小回りが利きおすすめ」とのこと。

もっとも、このあたりから米国株ETFに本格的に購入するようになりました。

投資資金が少なく、100株単位での日本株は保有しにくい。そう判断しました。

投資雑誌である「ダイヤモンド・ザイ」は今でも購読しています。この頃は、ザイで紹介されていたから買うという良くない買い方をしていました。

どんなに良いと呼ばれる銘柄でも、まずは中身を確認するようにしなければいけません。

そういうことを怠ったから、日本株で損失を出してしまったかなとも思います。

2020年3月31日の回想に、「多段階配当モデル」というワードが出てきました。

これは、とある投資本を参考にしたものです。

「老後資金2000万円を確実に作る!一生使える株の強化書」という本を参考にしました。

この中で多段階配当モデルについて紹介されていました。

簡単に言うと、これまでの決算書、株価、配当性向、ROEなどから7年後の利回りと株価を予想し投資先を決める手法です。

その中では、目安の1つに「配当性向は50%以上あれば合格」と掲載されていました。

この時点では、配当性向について詳しく分かっていませんでした。とにかく、配当性向が高ければ良いと判断してしまったのです。

後々、配当性向は高ければ良いわけではないと考えを改めました。

当然のことで、利益を50%以上株主に還元してしまったら、手元に残る資金が少なくなってしまいます。

それでは、会社の事業に回すお金が少なくなってしまいます。

この本に書いてあることを鵜吞みにせず、に疑問を持つようになったことが、去年と比べて成長した点だといえます。



4月の資産運用方針

ひとまず、日経平均ベア2倍(1360)を売却します。

上記の通り、自分の投資目的に合わない銘柄だからです。今後、こういう事はしないように心掛ける必要があります。

続いてSJNKですが、こちらは月5万円の積立て購入をしていく予定です。

本当は一括購入したいところですが、長期金利がどうのこうのと何やら不確定要素が発生しています。

世界的にも債務危機が迫っていると経済コラムを目にしました。

株価と金利の関係はこれからも勉強をしていきます。

勉強不足の今、一括購入せず、ドルコストの考えで月々定額購入するとします。投資総額としては100万円を限度と考えています。

積立て購入すると決めたARCCですが、早くも購入停止に決めました。

もともと、ハイリスク商品であること、現在の利回りでは割に合わないと判断しました。

売却するかは検討中。

ただ現状含み益であり、投資額が少額とはいえ旨味の少ない銘柄は売却し、ポートフォリオをスリムにするのもアリかなと考えています。

 

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これまでの金融資産額のまとめ記事です。

自分の投資方針を再確認するため、過去を振り返る重要性を感じました。自分の投資の軸がぶれないように気を付けなければいけませんね。

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