20年越しの風呂、要復旧作業
かつて自宅の風呂は薪で沸かすタイプの風呂でした。小学生ぐらいのころは、風呂沸かしの手伝いをしたものです。
上手く火をつけることができず、風呂を用意できなかった日。火加減を誤り、沸騰させてしまった風呂。火が付いたと思いその場から離れたら、実は鎮火していた日。
なかなか手間がかかったものです。
何やかんやあって、風呂場をリフォームしたのが私が中学生ぐらいのころ。ボタン一つで灯油型の湯沸かし器から湯船に溜める方式に変わりました。
リフォームから20年ほど経過しました。その風呂は今、どうなっているのか?
湯船がハマっている(?)スペースと、湯船をつなぐ部分のシールテープが見事に剥がれています。これを放置しているとどうなってしまうのか?
内部にどんどん水分が侵入。乾燥することもできず、カビが繁殖する原因になります。要するに、家が傷みやすくなってしまう。
今住んでいる実家も、もはや築50年を超えるご老体。シロアリ被害も過去何回か発生しています。さすがにリフォームというより、建て替えを検討した方がいいかもしれません。
でも、それはそれ。今はまだ経済的に余裕がない状況。少しでも家屋の傷みは少しでも緩和したい。
というわけで、風呂場で簡易DIYに挑戦しましょう!
一人でできるか? 簡易DIY作業!
そんなわけで、さっそく必要な具材を用意しました。向かった先は「カインズ」。みんなおなじみのホームセンターです。
というか、近所ですぐに通えるホームセンターはカインズだけ。必然的にここでしか具材を用意することはできません。とにかく、あれこれ具材を用意します。
そんなこんなで購入したのが次の2つ。
- 防水シール バスコークN
- 浴室、洗面台にボンドバス用テープ
補修作業を行うといっても、そう大掛かりなものではありません。補修個所もどちらかといてば限定的。
具材を大量に用意する必要はありません。ちょうど値段、使用可能な長さも手ごろなものが販売していました。それでは始めてみましょう。
まずは傷んで一部剥がれてしまっているシールテープを全て取り除きます。
当然の話ですね。今あるものを全て剥がさなければ、新しいものを付けることができません。
シールテープを剝がしてみると、長年にわたり使い込まれた痕跡を感じることができます。
黒い痕跡やら何やらが大量にあります。これらは全て「カビ」。
言うまでもありませんが、この上から新しいシールテープを貼っても意味がありません。汚れで粘着力が落ちるのは当然のこと、内部にカビ汚れを閉じ込めてしまうことになります。
シールテープを貼る部分だけでなく、できる限り内部まであらかじめ掃除をするようにします。
続いて2つある隙間のうち、上側狭い方の隙間をコーキング剤で埋めていきます。
使用するのは、先ほど紹介した「バスコークN」。1本で180cmまで使用できるという触れ込み。
このコーキング剤を隙間に押し付けるようにして埋めていきます。埋めた後はコーキング剤を乾燥・固めるめ24時間以上は放置。
これで一先ず上側の隙間を埋めることができました。
最後に下側の隙間を新しいシールテープで保護していきます。
使用するのは「ボンドバス用テープ」。幅23mm、長さ1.8mとちょっと隙間を補修するにはちょうどいい長さと太さ。
写真の通り丸まった状態での販売のため、テープが丸まってしまうクセがついています。このままでは貼りにくいので、クセを少々矯正する必要がありました。
あれこれやって、ついに完成。コーキング剤の乾燥、固めるために24時間以上の時間を要しましたが、何とか完成。
その結果がこちらです!
初めてにしては中々の出来具合。贅沢言えば、コーキング剤の仕上がりをもう少し綺麗にしたかったところもあります。
いろいろ調整していたのですが、下手に触ると余計に汚い仕上がりになってしまう部分もありました。綺麗に手直しするのは泣く泣く断念。次回に活かすとしましょう。
こうして風呂場でDIYはけっこう上手くいったと思います。今回の作業をDIYと言っていいかどうかは議論の余地があるかもしれません。
人によっては、DIYに値しないただの簡単・単純作業かもしれません。だが、私にとってはDIY作業。上手くできてホッとしています。
前述の通り、実家は築50年以上のご老体。板の床もギシギシしなりがある部分も発生しています。
少しでも長持ちさせたい。そして、お金を貯めて建て替えしたい。
その一心で、自分でできる補修作業はちょいちょい行うようにするつもりです。これをきっかけにDIYに目覚める… 何てことはないのだろうな…
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