この記事が皆さんの目にするころ、私は村のとある施設にいることでしょう。ひょっとしたら、これが最後の記事になるかもしれません。以前も同じような文章を書いたような気がします。一体何があったのか、書き連ねていきます。
始まりは8月上旬のこと。村からある封筒が届きました。それは新型コロナワクチン接種についての案内でした。
現時点での村内での接種状況、年代別の今後の予定について記載されていました。同時に、その予定に合わせて接種の予約を入れて欲しいとのことでした。
その時点での村内の状況としては、60代以上の人間に対する2回目の摂取がもうじき終了しようとしている頃でした。
元酒屋は30代前半独身コドオジ男。
1回目は9月に予約・接種を行い、これから2回目の摂取を行います。
2回目をすでに摂取し終えた人たちは口々に言う。
「2回目の方がキツい… 次の日、完全に倒れてるから…」
マジかよ…
ただでさえ苦手な注射。そこに加えて、発熱がどうのこうのと苦しまなければいけないのか…
注射は本当に嫌いだ。
みんな今回のワクチン注射は痛くないなどと言っていますが、あれはウソだ!
とてつもなく痛かった… 泣き叫ばなかった自分を褒めてあげたい…
健康診断で受ける血液検査の採取や、体調を崩した時に病院で受ける点滴を針を刺すことに比べれば少しはまし。その程度のものでした。
本当に痛かった…
あまりにも痛いものだから、精神崩壊してしまう。でも、やっぱり痛いものだから、正気に戻ってしまう。
医者も医者だ。
針を刺す瞬間、「さあ、刺しますよ~!」と言わんばかりの一瞬のタメは一体何なのか?医者は拷問の趣味でもあるのだろうか?
そんな拷問に耐えつつ受けることになる2回目のワクチン接種。
翌日はどんなことになるのだろうか…?
同僚たちは口々に言う。
「39℃近くまで熱が出た…」
本当にその程度で済むのだろうか?ひょっとしたら、49℃もの高熱により倒れているかもしれません。これが今生の別れになるかもしれません。
何もかもが不安です。
私自身は反ワクチン派というわけではありません。必要なものがある。医師が推奨している。だから接種する。それだけです。
それでも不安なものは不安。不安の種は尽きない。
そういえば、東京在住の姉は本格的に夏に入る前には2回目接種を終えているそうです。さすがは東京。地方の片田舎と違って、始めてしまえばやることが早いもの。こちらに比べれば医療機関もあちこちにあるでしょう。
もう一人、今は神奈川に住んでいる兄がいます。こちらはもともとワクチン接種する気はないそうです。
兄の名誉のために言っておくと、反ワクチン派というわけではありません。摂取した後の副作用にビビッて接種しないという選択をしただけです。
幸いにして、兄は現在完全在宅ワーク。電車通勤もほとんどなくなり、密集地帯に飛び込み機会はなくなったそうです。
とはいえ、いつまで様子見しているつもりなのかという印象も受けてしまう。あの人も、妙なところで潔癖症なところがあるからな…
話を戻しましょう。
これから2回目のワクチン接種を受けてきます。このためだけに今日は有休をとりました。翌日の分の有給はとっていません。
何故ならば、工場の生産予定が詰まっているから。
ちょうど10~12月にかけては工場の稼働が一番忙しくなる時期です。そこに加えて工場の設備更新のため、来月から臨時休業が入ります。その分を先行生産しなければいけません。
発熱が何だというのか!仕事を休んではいられない!
機械操作を誤り、大怪我をしそうなほどに体がふらつくようならばさすがに休みを取ります。それまでは明日もがんばって出勤します。
それでは、この辺でおさらばでございます。
ひょっとしたら、明日は元酒屋の身に何かが起こってしまうかもしれません。ブログ「元酒屋のしゃべり場」が無事に更新できることを願い、今日はお別れとします。
日本ブログ村に参加しています。よよしければ、ポチっと応援をよろしくお願いします!