結婚ブーム到来
大学を卒業し、社会人となって何年が経っただろうか。この2、3年は同級生の間で結婚ブームが到来しています。小学校からの同級生同士で結婚した人、各職場で出会った人、合コンで知り合った人など相手は様々です。早い人では20歳で結婚し、今は小学生高学年の子供がいる家庭まであります。それ自体はとてもおめでたいことであり、何一つ文句はありません。しかしここでふと疑問を抱きます。同級生たちはどうやってパートナーと知り合ったのでしょうか?
私はこれまでの人生で誰かと付き合った経験がありません。不思議なもので、そういう縁が全くないのです。その為、どうしても分かりません。どこに行けばそういう人たちと知り合えるのでしょうか?教習所か何かでもあるのでしょうか?合コン?いやいや、声をかける男性・女性がどこにいるのでしょうか?
せかされる日々
最近は両親からもよくつつかれます。「だれかいい人はいないの?」といったことを言われます。いたら苦労しません。出会いがないのです。従姉妹は全員結婚し、子供も生まれています。家の人口も増え、たまに会ってみれば賑やかな家庭があります。それ引き換え、うちは…
同級生たちが結婚するたびに、両親からせかされます。「あいつに先を越されてどうするの!」なんてことも言ったります。そんなことを言われても、縁がないものは仕方がありません。
人生の振り返り
これまでの人生を振り返ってみましょう。私の住んでいる地域は小学校が2つ、中学が1つしかない小さな集落です。その為、小中学校のころは特に同級生の顔触れに変化はありません。もしモテ期なんてものがあるとしたら、中学のころだと思います。一番女子たちと会話が出来た時期でした。といっても、そこには特に恋愛感情があったわけではありません。同級生として、楽しく過ごしていました。特に問題はありませんね。
高校に進学しました。このころの私は携帯電話を持っていませんでした。女性と縁がなかった原因は、これが一つ挙げられると思います。携帯電話を持っていなかったがために、高校デビューに失敗したかもしれません。進学直後、教室ではそれぞれ自己紹介なりしていました。連絡先も交換し合っていました。私にはそれが出来ません。クラスメイトの名前を覚えることに苦労し、連絡がとれないのでクラスの付き合いに参加できなかったことも多々ありました。結局携帯電話を持つようになったのは、高校1年の冬からでした。この時期になって、クラスメイトに連絡先を聞いて回るのも難しくなっていました。
さらに当時私はラグビー部に所属していました。県内ではそれなりに強豪校として知られていました。授業が終わったらすぐに部活に行くため、クラス内での交流も余計に出来なくなっていました。ラグビー部に所属していたこと自体は後悔していません。ラグビー部同期とは今でも交流が続いています。ただ、いかんせん女性との縁がない高校生活でした。
大学に進学しました。工業系の大学で、私が進学した学部・学科に女子はいませんでした。所属していたサークルは、なんと恋愛禁止という決まりがありました。さらにオタッキーなサークルだったため、女子学生も近づくことがありませんでした。
就職し、社会人となりました。合コン?そんな暇などありません!日々、仕事を覚えることに精一杯です。必死に働き、先輩からパワハラを受け、帰宅したら寝る。休日出勤は当たり前。貴重な休日は、体を休めることに専念します。
ここまで人生を振り返ると、高校・大学で女子との関係を持たなかったことが現在まで引きずってしまっていると思います。連絡手段を持たなかったことが一番の原因だと考えられます。クラスメイトになる人たちと出会ったその場で連絡先交換が出来ず、繋がりを持てませんでした。デビューに失敗すると、悲惨な目にあうことを体験しました。
これからどう生きるか
とはいえ、過ぎ去ってしまったものはどうしようもありません。これからどう生きるかを考えていかなければなりません。しかし、実際のところどうするものか悩みます。居住地域では、婚活パーティーなるものは行っていません。たいていの人は高校から付き合い、高卒で就職、そのまま早い段階で結婚というパターンです。私のように大学卒業後、Uターン就職というのが極めて少数派です。
もう一つ、私が積極的になれない理由があります。それは年収が少ないことです。情けないことに、私の年収は全国平均を下回ります。貧困層に分類されることでしょう。これが高卒直後の人間だったら関係なく女性と付き合えるかもしれません。しかし、この年でこの年収となると、女性も敬遠されること間違いなしです。
ならばどうするか。収入を上げるしかありません。とはいえ、仕事は給料が上がる機会は少ないでしょう。となると副業で稼ぐという結論に行きつきます。
副業…何をすればいいものか…
調べてみたら、「クラウドワークス」というお仕事サイトを見つけました。一回限りのタスク形式、本格的に依頼主と長期間契約するプロジェクト形式など、さまざまな仕事があります。たいていの物は、労働力を安く買いたたかれているのではないかと感じてしまいます。しかし、何事もやらなければ始まらない。とりあえずお試しにクラウドワークスで仕事を行ってみようと思います。行った結果はまたの機会に報告できたらと思います。