最近、友人が新築住宅を建てました。見事な家です。
新築記念のホームパーティーに呼ばれてみましたが、内装も立派。薪ストーブも設置し、とてもオシャレな住宅です。
だが1つだけ注意点を挙げたい。薪はどうやって入手するのか?
薪ストーブ、暖炉のある家にあこがれる方はいると思います。ぜひ1度考えてみてもらいたいものです。
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長い目で見れば、高くつく
あらかじめ言っておきます。
薪ストーブを設置してもいいのは、薪を買わずに自前で入手できる人だけです。
薪ストーブで使うものは何か。言うまでもなく、木材です。カインズなどホームセンターはじめ、販売しているお店はあちこちにあります。ところで、その値段を見たことがあるでしょうか?
試しに、カインズオンラインショップで確認してみてください。こんな商品がありました。
商品名:山梨産 薪
サイズ:径23cm×長さ35cm
これが1束となり、980円(税込み)
どうでしょうか。安いと思いますか?私に言わせると、高いです。
薪になるような木材は、他に使い道がなくなった木材と考えてもいいです。それでもこの値段は高い。
まず住宅の購入は一生の買い物です。このさき何十年とその家で過ごすことになります。
その間、一体どれほどの薪を使うことになるのか考えてみてください。
冬の燃料代(薪)だけでも長い目で見れば高くつきます。もちろん薪ストーブ自体のメンテナンスも時には必要になってきます。
今後、世の中のエネルギー政策にもよりますが、トータルで安く済ませたいならば現時点では石油ストーブをおすすめします。
どうしても薪ストーブを設置したいと考えるならば、木材を譲ってもらえるような知り合いを作ることです。
そう、例えば元酒屋のような人物です。
山林で、伐採した木の片づけ作業
そんなこんなで今日は家で所有している山での作業です。今日行うのは伐採した木の片づけになります。
ちょっとしたトラブルがあり、木が傷んでしまいました。他の木に影響が出ないうちに、伐採してしまいます。
そして伐採した木材がこちらになります。
木が傷んでしまいました
木を伐採します
この木はどうなってしまうのか?
元酒屋の家には薪ストーブはありません。薪ストーブのある御近所さんに譲ることになります。
その御近所さんの自宅にある薪は、全て元酒屋の家が譲った木材です。
御近所さんは、薪を買わずに済む。こっちとしても、貰ってくれて伐採した木材を片づけることが出来る。
これぞWinWinの関係です。
友人にも話をしようとしました。ただ、この時はどうしても連絡がつかず、全てご近所さんに譲る結果となってしまいました。
すまん、友よ…
今度は必ず持っていくから…
ご近所さんに薪材として譲ります
お金をかけてでも処分しろ
ところで、そのちょっとしたトラブルについてです。
世の中にはゴミをきちんと処分しない輩が存在します。
山林、農地それぞれきちんと管理しているから、質のいい木が育ちます。質のいい作物を収穫することができます。
一度荒らしてしまったら、元に戻すのはかなり手間がかかります。時間もかかります。
つまり…
廃棄された車
荒れた農地
こういうことをするな!
農地について、何もせずに放置することは、まだ仕方がないなと流すことができます。でも車を投棄するとは一体何のつもりなのか。
こういうことをされると、周りの土地にまで少なからず影響を与えてしまいます。鉄の塊を放置されても、自然に帰ることはありません。
こういうものはお金をかけてでも、しかるべき方法で廃車手続きを行い、処分してもらいたいものです。
やった本人は何とも思ってなくても、山林・農地を管理する人にとっては見過ごすことが出来ません。
言うべきことは、きちんと言う。それでトラブルに発展したとしても、こちらも不利益を被っているので言う権利はあると思います。
全国の方々にぜひ言いたい。所定の手続きで、きちんと処分してください。
手前はある程度整備しました