元酒屋は現在つみたてNISAで資産運用を行っています。2019年から始めました。
その後、ほったらかしだったものを一度見直してみることにしました。今まで2本のファンドを積み立てていました。うち1本を積み立て解除・売却し、ポートフォリオを単純化しました。
contents
世界経済インデックスファンド売却する
今回売却したのは「世界経済インデックスファンド」です。元酒屋が資産運用を始めたときに最初に購入を始めた商品になります。
1－1 世界経済インデックスファンドとは
三井住友トラストアセットマネジメントが運用しているバランス型のインデックスファンドになります。大まかな運用方針は以下の通りです。
運用方針（楽天証券より引用）
主として、複数のマザーファンドを通じて、国内、先進国及び新興国の公社債及び株式(DR(預託証券)を含む)に実質的に分散投資する。
株式と債券の基本資産配分比率は、原則、株式50%、債券50%とする。
各マザーファンドの基本組入比率は、地域別のGDP(国内総生産)を参考に決定するものとする。
原則、為替変動リスクを回避するための為替ヘッジを行わない。
1－2 なぜ購入を始めたのか？
もともと購入した理由は書籍に勧められていたからです。「3000円投資生活で本当に人生を変える！」という本です。
元酒屋が資産運用を始めたのは2019年1月からです。
当時、少ない収入から将来に不安を覚えてのことです。とはいえ何から始めていいのか分からず最初に手に取った本が同書籍になります。
単に金融商品を紹介している書籍ではありません。資産運用において最初に取り組むべきことから紹介されています。
資産運用初心者の元酒屋にとっては、非常に助けられた本です。その本が紹介しているのだから間違いないだろうと考え、世界経済インデックスファンドの購入を始めました。
ちなみに書籍において、最初は「今の貯蓄額、家計状況を整理すること」とあります。今にして考えてみると、当然の話です。
1－3 なぜ売却をしたのか？
資産運用について勉強していくうち、もっと魅力的な金融商品があったため売却をしました。
後述しますが、楽天全世界株式インデックスファンドと投資先が重複しています。また小額投資なこともあり、より大きなリターンを狙える株式100％で運用すべきだと考えました。
この書籍が出版されたのは2017年のことです。また著者が別に出版し、世界経済インデックスをお勧めした書籍はさらに前のことです。
つまり出版当時はつみたてNISA制度はありませんでした。2019年時点では他に様々な金融商品が発表されていました。もともと書籍で紹介されているからという理由で購入を始めた商品です。
資産運用について勉強していくなかで、世界経済インデックスの中身を深く理解するようになりました。
自分の年齢と金融資産額から考えて、現時点で債権を保有することに意味はないと思います。他にも管理費用のより低い商品で運用すべきだと考えました。
つみたてNISA現在の運用状況
つみたてNISAでの運用商品を1本に絞り、ポートフォリオを単純化しました。
これからは「楽天全世界株式インデックスファンド」(通称：楽天VT)で運用していきます。
2－1 楽天VTとは
世界最大の証券会社バンガードは「VT」というETFを運用しています。これは世界中の株式銘柄に分散投資を行っているETFです。投資先の国40ヶ国以上、銘柄数8000以上と、これを購入することで全世界の株式銘柄に投資が出来ます。
楽天VTは、このETFを円貨決済でも購入できるようにした投資信託になります。大まかな運用方針は以下の通りです。
運用方針（楽天証券より引用）
「楽天・全世界株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資する。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。原則、為替ヘッジは行わない。
2－2 なぜ楽天VTなのか？
つみたてNISA自体が少額での資産運用制度であることが挙げられます。
また元酒屋はアラサー独身男です。情けない話ですが、現時点での金融資産も微々たるものです。
元々の運用金額が少額なので、より大きなリターンが狙える株式100％の商品で運用すべきだと考えました。
そして、楽天VT自体が全世界の株式に運用できる商品です。
世界経済インデックスも先進国、途上国、日本に株式を分散投資しています。となると投資対象が重複してしまう可能性が十分にあります。それでは分散投資とはいえません。あとは債権を加えるかどうかの問題になります。
現状債権は必要ない、分散投資をきっちり行いたいことから楽天VT1本での運用を決めました。
資産運用 今後の方針
さて、世界経済インデックスを売却しました。10月31日時点で評価額は135,466円でした。その内、4,866円の含み益がありました。
運用期間は短いものですが、利益が出たことに若干の成功体験が出来たと考えています。
この売却益ですが、高配当ETFへの購入資金に充てようと思います。
つみたてNISAの他に、米国高配当ETFへの投資を行っています。こちらは日々のキャッシュフローを求めてのことです。
某経済系YouTuberは、現在は不景気株高の状態としています。積極的に購入する場ではなく、下落相場に備えて購入資金を貯めているとのことです。
それに倣い、すぐにETF購入に走らずまずは貯めておこうと思います。
にほんブログ村
